漫画【死に戻り令嬢の婚姻譚~仮初めの花嫁に愛の契りを~】ネタバレあらすじと感想!物語の結末についても

今回ご紹介する漫画『死に戻り令嬢の婚姻譚~仮初めの花嫁に愛の契りを~』は、家のために自分を犠牲にしてきた主人公が、死に戻りをして人生をやり直す作品です。

有馬家の令嬢・有馬希咲子は政略結婚で浅野直人に嫁ぎましたが、浅野家で冷遇される日々を送っていました。そんな時に出会った実業家の土屋維春の言葉に心を動かされる希咲子。しかし、風邪をこじらせてしまった希咲子は死んでしまいます。その後、なぜか死に戻りをして……。

本記事でそんな『死に戻り令嬢の婚姻譚~仮初めの花嫁に愛の契りを~』のあらすじや感想をネタバレありで解説していきます。

 

漫画【死に戻り令嬢の婚姻譚~仮初めの花嫁に愛の契りを~】は、どんな作品?

作者パジャマ / 金子りさ
ジャンル女性漫画
出版社めちゃコミックオリジナル
レーベルmono comic

作品情報

「死に戻り令嬢の婚姻譚~仮初めの花嫁に愛の契りを~」は原作・金子りさ先生、漫画・パジャマ先生の作品です。大正時代が舞台のロマンス作品で、死に戻りを経験した主人公が人生をやり直していきます。

人生をやり直していく作品が読みたい」「大正時代のロマンス作品が好き」といった人におすすめの作品です。

女性が現在よりも生きにくい大正時代で主人公が力強く生きていきます。不幸な主人公が死に戻り、人生をやり直すことができるか注目です。

物語の主要キャラ

有馬希咲子本作品の主人公。伯爵位の有馬家のために生きることを教えられ、最良の婚姻先として浅野直人に嫁ぐ。しかし、実際は夫の直人から冷遇され、病のために死ぬことに。その後、浅野家に嫁ぐ前まで「死に戻り」をする。
浅野直人希咲子の夫。浅野家の跡継ぎ息子。名家であることを鼻にかけ、横柄な言動をする。希咲子とは家のために結婚しただけであり、愛人のみおを優先している。
みお直人の愛人。浅野家では公認のようで自由に家に出入りし、常に直人の隣にいる美女。希咲子に嫌がらせをする。
土屋維春造船業で成功した土屋家の御曹司。爵位を持たないために旧華族からは成金といわれ相手にされずにいた。死に戻り後の希咲子には次の時代を生きる実業家と目されており、契約結婚することになる。

 

【死に戻り令嬢の婚姻譚】1話~5話までのあらすじと感想

1話から5話のあらすじ

有馬家の繁栄のために浅野家に嫁いだ希咲子。しかし、夫の直人は愛人のみおに愛情を注ぎ、浅野家の莫大な資産で好き勝手に生きている人物でした。有馬家と浅野家のために生きてきた希咲子でしたが、病により死んでしまいます

しかし、希咲子は気がつくと浅野家に嫁ぐ前の年に戻っていました。死に戻りしたのです。

希咲子は家のためではなく、自分ひとりで生きていくために浅野家に嫁ぐことだけはやめようと考えます。もっとも、時は大正時代。女性の意見は通りにくく、旧華族が社会の中心で家の繁栄が一番といった時代です。

そんななか希咲子は、土屋維春と偶然出会います。希咲子は維春のような存在がこれからの時代の中心になると生前から思っていました。そこで彼に生きるための術を教えてもらうためにある提案をします。

全ては家のために

希咲子は家のためにより位の高い浅野家に嫁ぎ、離縁もできずに冷遇されてきました。とても辛かったと思います。これも全ては家の繫栄という考えが原因でしょう。

しかし、華族制度がなくなり、これから時代は大きく変わっていきます。希咲子が家に縛られずに自由に生きていくことを願いたいです。

維春にキュン

維春は不愛想に見えますが、少し強引なところに希咲子はキュンとしていました。どきどきしてしまう希咲子は可愛らしいので、ぜひ読んでみてほしいです。

維春も最初は面白い女といったように希咲子を見ていただけでしたが、彼女の聡明さや考え方に惹かれているように思います。2人が今後どうなるのか楽しみです。

 

【死に戻り令嬢の婚姻譚】6話~10話までのあらすじと感想

6話から10話のあらすじ

浅野家の縁談をどうにか断り、維春に嫁ごうと考える希咲子。しかし、家の繁栄のために浅野家の縁談が最良だと考える父と意見があいません。

父は希咲子のことを世間知らずの子どもだと思っているようです。そこで、希咲子はある作戦で父を納得させようとします。

その後、有馬家と土屋家の会食が設けられました。土屋家は爵位がないために旧華族とは取り合っていないことを困っているようです。そこで希咲子はある提案をすることにしました。

希咲子の作戦

希咲子はある作戦で父に維春との縁談を認めさせようとします。また、維春もその作戦に乗り、父に何とか認めてもらおうと奮闘しました。

小桃
作戦が上手くいったのか注目してください。希咲子のしたたかさが光ります。

直人の心境に変化

直人は希咲子のことを何とも思っていなかったはずが、維春に急接近したことを快く思っていないようです。

本当は希咲子に好意があったのか?それとも自分の思い通りにいかないことが腹立たしいだけなのか?

直人の心境に変化があったようですね。これから彼がどのように動くのかも気になります。

 

【結末予想】『死に戻り令嬢の婚姻譚』のラストはどうなる?

希咲子は維春と共に土屋家を盛り立て、自由な暮らしを手に入れる

最初は契約結婚だった2人ですが、お似合いの夫婦となるでしょう。契約の際に希咲子は「契約完了後に離縁」することも考えていましたが、それも無くなると考えます。

また、直人とみおは散財のために没落していくのではないでしょうか?2人は自分勝手な行動で希咲子を困らせていたので、痛い目に遭うと思います。浅野家も没落していく可能性が高いでしょう。

 

まとめ

「死に戻り令嬢の婚姻譚~仮初めの花嫁に愛の契りを~」は大正時代が舞台のラブロマンス作品です。死に戻りをした希咲子が自分のために生きるために契約結婚をします。

維春にどきどきしてしまう希咲子はとても可愛いので必見です。ぜひ手に取って読んでみてください。