漫画【贄屍忌鯉 ニシキゴイ】ネタバレあらすじ!人喰い鯉のいる故郷

漫画『贄屍忌鯉 ニシキゴイ』は、錦鯉で有名な島へ移住することを決めた主人公が、そこで明かされる“絶対にバレてはいけない秘密”に翻弄されるホラーサスペンス物語です。

  • 島ぐるみで隠されている“絶対にバレてはいけない秘密”とはなにか。
  • その秘密を知ったとき、主人公の命はどうなってしまうのか。

錦鯉を神として崇めている西木島を舞台にはじまるホラーサスペンスをぜひお楽しみください!

 

漫画【贄屍忌鯉 ニシキゴイ】について

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作者山口貴巳
ジャンル青年漫画
出版社双葉社
レーベル漫画アクション

『贄屍忌鯉ニシキゴイ』は、漫画家“山口貴巳先生”の作品です。ホラーサスペンス作品を多く手掛けている山口貴巳先生の作画は、リアルな絵と不気味なキャラクターが最高にマッチしていて面白すぎる!

気持ち悪いものを、より気持ち悪く!」描かれているので、読んでいてゾクゾク感が止まりません。

錦鯉を神と崇めている島の“決してバレてはいけない秘密”を知ったとき、果たして家族みんなで生き残ることはできるのでしょうか!

 

【贄屍忌鯉 ニシキゴイ】ネタバレあらすじと見どころ

ここでは、【贄屍忌鯉 ニシキゴイ】のあらすじと見どころをご紹介します。まずは、登場人物を簡単にチェックしていきましょう。

  • 田村 慎司(たむらしんじ)

写真家をしながら、家族3人を養っている。娘の絵を額縁にいれて飾るなど、家族想いの男。活発で優しい性格をしており、美玲の願いであった、故郷の西木島へ移住することを心よくひきうけている。田舎独特の閉鎖感と不気味な雰囲気に戸惑う日々がはじまる。

  • 田村 美玲(たむらみれい)

慎司の奥さんであり、西木島が故郷。島の秘密を知っているが、慎司に伝えることができずに思い悩む日々。だけど、自分の口から秘密を伝えれば、家族もろともどうなるかわからない。

  • ミコサマ(巫女)

錦鯉を崇める“二鱗神社”の巫女。美玲の旧知の仲であるが、過去が語られることはない。神社で行われる“儀式”を取り仕切っている。

1話:鯉の島の秘密

慎司と美玲との間には、カワイイ一人娘がいます。子育てのためにも、美玲が生まれ育った自然あふれる西木島へ移住することに決めました。

そこは最高落札額2億円を超える錦鯉の養殖で有名な場所。島民400人の小さな島なので、どこへ行ってもみんな顔見知りなうえに、情報は筒抜けです。

写真家の慎司が、島を散歩していると、ある観光ツアーと遭遇します。そのツアーについていくと、案内されたのは「二鱗神社」。そこには、美玲の友人が巫女をつとめており、“ミコサマ”と呼ばれ崇められていたのです。

どことなく不気味な雰囲気をもっているこの神社には、絶対にバレてはいけない大きな秘密があったのです…。

1話の見どころは、「絶対にバレてはいけない神社の秘密」です。

この島は、錦鯉が神聖化されており、すべては錦鯉のいいなり。この鯉が、人喰い鯉だなんて、だれが想像したでしょうか…。

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2話:人喰い鯉の儀式

西木島には3か月にわたる大きな祭りがあり、その初日に参加していた慎司たち家族。そこで、慎司だけが指名され、“ある儀式”に参加するよう声をかけられたのです。

儀式の会場にいくと、隣の席には特別な鯉に選ばれたツアー客の“勇気”。そして、少し先に見える小島には、残りのツアー客が立っていました。

慎司と勇気が見守る中、ミコサマは「制限時間30分以内に、他者を突き落とし最後の二人に生き残る」よう指示をだしたのです。

最初は、バカにして笑っていたツアー客ですが、ひとりのツアー客が間違って落ちてしまったことで、状況は一変することになるのです。

2話の見どころは、「人殺しの儀式」です。

錦鯉のために行われる儀式ですが、そこでは人を鯉の餌として落とし合うことに…。

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3話:繰り広げられる虐殺

勇気と慎司の目の前で、次々に鯉に喰われているツアー客たち…。勇気は、ミコサマに助けを求めますが、「鯉様に食されるのは光栄なこと」といって、微笑むだけでした。

慎司と勇気は、このときにようやく「西木島は意図的に人を鯉に食べさせている」ことに気づくのでした。

絶望の淵に立たされた二人は、助けを求めに神社の外に出ようと試みますが、そこで立ちふさがったのは、人間とは思えないほど大きいバケモノだったのです。

3話の見どころは、「新たなバケモノの登場」です。

この島の秘密がどんどん明らかになっていきますが、次に現れてのはとにかくデカいバケモノでした…。

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【結末予想】『贄屍忌鯉 ニシキゴイ』の最終回はどんな展開を迎える?

物語の結末は、「島の秘密を知ったうえで、慎司は逃げることができない」と予想しています。

慎司は、この島に人喰い鯉がいることや、この錦鯉の恩恵をうけて発展していることを知ることになりますが、いざこの島から脱出しようとしたとき、島民が許すはずがありませんよね。

祭りに参加する権利も、「島民であること」が絶対条件なので、この条件から外れようとしたのなら、きっと殺されてしまうと思います。

美玲も二度と島から出られないことを知っていたと思うし、島民の数を増やすための生贄として、移住を決めたのではないでしょうか。

 

【まとめ】『贄屍忌鯉 ニシキゴイ』を読んだ感想

西木島が気持ち悪い!

錦鯉の養殖が盛んな西木島ですが、どれだけ美しい錦鯉がいようと、人を食べている姿は本当に気持ち悪い!

鯉は餌に群がってくるので、その大群を見るだけでもゾッとしてしまいます。

島ぐるみで、この秘密を隠しているようですが、なぜこんな儀式が行われるようになったのか、まだまだ謎は残されたままです!

美玲はすべてを知っている!?

西木島は、もともとは美玲の故郷。島の習慣も知っているし、あの祭りのことも知っているはずです。

この島で、なにが行われているのか知ったうえで、なぜ島に帰ってきたのか気になりますよね。

普通は、自分の夫やが危険に晒される危険があるのに、帰ってくる選択肢はないと思うのですが…。