【執着系ヒーローから逃げたいモブ令嬢です】ネタバレありの感想まとめ!最終回結末についても

今回ご紹介する『執着系ヒーローから逃げたいモブ令嬢です』は、前世で読んでいた18禁鬱展開小説の悪役令嬢に転生した主人公が、契約結婚相手に執着されてしまうお話です。

冷酷な父に命じられ、ディエロの偽りの番を演じていたクロア。残酷な運命を回避したいクロアは、ディエロに“契約結婚”を提案して…。

小桃
契約結婚から始まる二人の恋の行方が気になります♪

 

漫画【執着系ヒーローから逃げたいモブ令嬢です】について

作者Yuha / AuroraStudio / Yiprah / danryhan
ジャンル少女漫画
出版社Polarfox

物語の内容

漫画『執着系ヒーローから逃げたいモブ令嬢です』は、韓国発のロマンスファンタジー!

小桃
小説の中のモブ令嬢に転生した主人公が、偽りの結婚相手に執着されてしまうお話です。

本来のクロエは偽りの番を演じていた事がバレ、無残に殺されてしまう運命。

契約結婚を提案したおかげで死を免れ立ち去ろうとしたものの、執着の鬼と化したディエロに溺愛されてしまう展開が面白くてハマってしまいます♪

果たしてクロアは無事に逃げられるでしょうか。

物語の見どころ

この物語の見どころは、ディエロの変化!

最初はクロアを警戒していたディエロが、徐々に夢中になっていく姿がたまりません。

疑心暗鬼に陥りながらも、真っ直ぐで嘘のないクロアに惹かれていく姿は恋する乙女のよう。

契約結婚は一年の期限付きですが、きっと本物のフェロが現れても見向きもしないでしょう。

今はまだ猫を被っているディエロが、どんな形で本性を現していくのか楽しみになります!

物語の登場人物

  • クロア・アローゼ

水の家門・アローゼ家当主の婚外子で、このお話の主人公。父に命じられアルジェンタ家を潰すべく、背中に運命の番を現す刻印を付けられる。残酷な運命を回避するためディエロに契約結婚を提案し、アローゼ家への報復を企む。

  • ディエロ・アルジェンタ

火の家門・アルジェンタ家の当主。歴代最弱と言われているが、わざと本来の力を隠している。お互いの利益のためにクロアと結婚したが、次第に執着し始める。

  • アローゼ公爵

アローゼ家現当主でクロアの父。アルジェンタを潰すため、娘の背中に偽の刻印を刻んだ冷酷な男。

  • シエテ・カルティエル

風の家門・カルティエル家の当主。歴代屈指の実力を誇るが、二大公爵家の結婚に戸惑っている。

  • ピエレ

アルジェンタに仕える侍女で、邪魔者を排除する始末屋。ディエロに命じられ、クロアの世話係兼護衛役を務める。

めちゃコミック

18禁鬱展開小説の中のエキストラ、悪役クロア・アローゼに転生してしまった。クロアは、アルジェンタ公爵家を潰そうとする父・…

 

1話~5話の感想:契約結婚の始まり

~ 1話から5話までのあらすじ ~

前世で読んでいた18禁鬱展開小説の中の悪役令嬢・クロアに転生してしまった主人公。

この世界には三大公爵家と呼ばれる三つの公爵家があり、クロアはその一つ・アローゼ家の婚外子として生まれます。

三大公爵家の中で最弱と噂されるアルジェンタ家を潰したい父・アローゼ公爵によって、背中に運命の番“フェロ”の証として、アルジェンタ家当主・ディエロの名を刻まれたクロア。

原作の彼女は本物のフェロの登場と共に無残に殺される運命でしたが、どうしても生き残りたいクロアはディエロに契約結婚を提案します。

お互いの利益のためにクロアの提案を受け入れたディエロは、アルジェンタ家の始末屋・ピエレを護衛に付けると盛大な婚約式を開き、参列者の前で愛し合う夫婦を演じていました。

誰もがクロアとディエロの結婚を祝う中、アルジェンタが守る“無限の海”に無数のモンスターが侵入したとの連絡が。

身を挺して侵入を阻止した現地の指揮官が罪人扱いされている事を知ったクロアは違和感を覚えて…。

アローゼ家への復讐

小桃
前世で読んでいた小説の悪女に転生した主人公が、契約結婚相手から溺愛されてしまう展開に興味を惹かれました!

この小説の世界の三大公爵家の当主は、運命の番“フェロ”と三度の夜を共にすれば能力を完全に継承できると言われています。

主人公のクロアは三大公爵家の一つ・アローゼ家の婚外子ですが、いくら他の家門を潰したいからといって娘の背中に刻印を付け偽物のフェロに仕立て上げるアローゼ公爵にドン引きです…。

か弱い女性ならここで諦めてしまいそうなのに、ディエロと協力しアローゼ家への報復を企むクロアの勇気に感心させられました!

文化の違い

ディエロは一見物腰柔らかな紳士に見えますが、わざと非力に見せる事で敵を欺く策士。

始末屋のピエレを側に置き、クロアの護衛をさせるあたり聡明ですね!

仲の良い夫婦を演出するために行った婚約式では、クロアにリードされタジタジになりながらも男らしい姿を見せるディエロにキュン…。

文化の違いをもろともせず、おかしい事はおかしいと指摘できるクロエは素敵な女性ですし、一年間の夫婦生活でディエロが虜になっていくのでしょうね!

 

6話~10話の感想:疑心暗鬼

~ 6話から10話までのあらすじ ~

結婚式当日、アローゼ公爵の表情を探りながら作戦がバレていないと確信したクロア。

同時にクロアは、ディエロの胸に刻まれた“アルジェンタ当主の紋章”に気付きます。

この紋章は本物のフェロ以外の者が触れれば能力の成長が止まってしまう恐ろしいもの。

何としてもこの紋章を守り抜くと決めたクロアは、ディエロと熱い口づけを交わしながら参列客の目を欺いていました。

その後、新婚旅行のため別荘へと向かった二人は、監視の目を欺きながら初夜を過ごす事に。

本物のフェロが現れた時のため最後まで交わる事はありませんでしたが、念のために付けていた愛の証のおかげで監視の目を逸らす事に成功します。

一方、ディエロはクロアに惹かれながらも、心から信じる事はできずにいました。

さらに使用人たちの中には、アルジェンタを裏切ろうとする者が現れ始めていて…。

過剰な監視

結婚式のためだけに豪華な建物を建てるアルジェンタの財力に驚かされましたが、熱烈なキスを交わす二人はまるで本物の夫婦のよう。

あれほど仲睦まじい姿を見せつければ、誰も二人が契約で結ばれた関係とは思わないでしょうね。

初夜では本当に交わってしまうのではと…ハラハラしましたが、首元に愛の証を刻むだけで制止できるディエロの忍耐力に脱帽です。

小桃
クロアの予想通り、監視役に初夜の証を確認させてまで動向を探ろうとするアローゼ公爵に鳥肌が立ちました!

勢力争い勃発

ディエロがクロエに惹かれ始めているのは一目瞭然ですが、疑ってしまう気持ちも分かります。

しかも信じていた使用人がアルジェンタを去り、裏切りの兆候が見られるのならなおさら。

三大公爵家のうちアローゼ家だけが敵かと思いきや、残りのカルティエル家も警戒対象なんて、一瞬たりとも気が抜けませんね。

クロアとディエロの恋の行方も気になりますが、三大公爵家の勢力争いの行方も気になってしまいます!

 

【執着系ヒーローから逃げたいモブ令嬢です】結末はどうなる?最終回を徹底考察!

これまでのストーリーから、【執着系ヒーローから逃げたいモブ令嬢です】の結末について考えてみましょう。

クロアとディエロが本物の夫婦になる

本物の“フェロ”が現れるまでの間という約束で、契約結婚を結んだクロアとディエロ。

しかし、ディエロは芯が強く思い遣りのあるクロアに惹かれ始めており、本物のフェロが現れても手放す事はないと予想しています。

タイトル通りクロエに執着する事も分かっていますし、今後の溺愛展開が楽しみです♪

アルジェンタが三大公爵家を制圧する

歴代最弱の噂を信じ、アルジェンタを潰そうと企んでいるアローゼとカルティエル。

アルジェンタ家と関わりのある者まで裏切り行為をしていますが、いずれ本来の力を継承したディエロが頭角を現し、三大公爵家を制圧すると予想しています。

本来はフェロの力がなければ能力を最大限まで高める事はできないと言われているものの、クロアへの愛と執着で奇跡が起こるかもしれませんね!

 

まとめ

『執着系ヒーローから逃げたいモブ令嬢です』について紹介しました。

前世で愛読していた小説の悪役令嬢に転生したクロアは、父に命じられ三大公爵家の一つ・アルジェンタ当主の“運命の番”だと偽り殺される運命。

どうしても死にたくないクロエは本物のフェロが現れるまでの間“契約結婚”を提案し、アローゼ家に復讐しようと企みます。

紳士的なディエロの豹変が楽しみです♪