漫画『不遇の花嫁は、美しき竜王に奪われる』は、家族から虐げられていた主人公が敵国のドラゴン族の王と運命の糸でつながっているラブストーリー物語です。
「緋色の乙女はドラゴン族と結ばれる」という伝説。赤髪をもつレイラは、家族から虐げられていましたが、そんなレイラを救ってくれたのは敵国の王でした。
敵同士のレイラとサイードは、一体どんな運命を歩んでいくのでしょうか。
漫画『不遇の花嫁は、美しき竜王に奪われる』基本情報
作者 | TOONCRACKER / 荻安理紗 |
ジャンル | 女性漫画 |
出版社 | weavin |
物語の内容
『不遇の花嫁は、美しき竜王に奪われる』は、敵同士だったレイラとサイードの運命的な物語です。
レイラの国には「緋色の乙女はドラゴン族と結ばれる」という伝説がありますが、まさかレイラがその緋色の乙女であることは自覚がありません。
そんなある日、レイラを誘拐したのがドラゴン族の王であるサイード。敵国同士であるレイラとサイードですが、赤い糸でつながっていることに自覚はありません。
しかし、運命の歯車はもう動き出していたのです。
物語の登場人物
- レイラ
ソナンデ伯爵家の養女。伝説の赤髪をもち、周囲からは「裏切り者の緋色の乙女」と罵られている。家族から虐げられてきて育ったため、自己肯定感は低め。友人と呼べる人もおらず、自分に自信がない。
- サイード
ドラゴン族の王様。めちゃくちゃイケメンで竜王としての腕前もピカイチだが、混血であるため反発する貴族も多い。レイラには運命の糸を感じているが、その自覚はまだない。
- ヴァイス
レイラの国の王。レイラのことを運命の相手と思っているようで、誘拐されたレイラを呼びもどそうとしている。残虐で執着心の強い男。
- ハリシャ
サイードの婚約者。王族ではないが、民から選ばれるほど信頼が厚い。明るく美人で、「世界を旅したい」という願望がある。
かつて王国を滅亡寸前に追いやった「緋色の乙女」と同じ赤髪を持ち、虐げられながら育った少女・レイラ。年老いた国王との政略結…
【不遇の花嫁は、美しき竜王に奪われる】第1話~第5話のあらすじと感想
~1話から5話までのあらすじ~
ソナンデ伯爵家の養女・レイラは、家族からは虐げられ、使用人のような生活を強いられています。家族はお金のために名ばかりの王にレイラを売ろうとたくらみ、王の元へ嫁がすことを考えます。
そして、王宮へ向かっている最中、王の命を狙ったドラゴン族が襲撃。レイラは、ドラゴン族の王であるサイードに拉致されてしまうのでした。
ドラゴン族は、「生きたまま皮をはぐ残忍な一族」として有名でしたが、サイードは優しく、レイラのことを客人として向かい入れます。しかし、敵国のレイラを良く思わないドラゴン族は、レイラの命を狙ってくるのです。
レイラの命を守るために、サイードは元の国へ帰そうと考えますが…。
運命の赤い糸
王に売られる寸前のレイラを襲撃してしまったサイードは、なにか運命の糸を感じてレイラを保護することにします。その運命の糸の行方はまだ明かされていませんが、レイラもサイードになにかを感じている様子が見て取れますね。
残忍として有名なドラゴン族ですが、サイードは噂とはかけ離れており、とにかく女性に優しい!特にレイラに対しては特別な想いを抱いていますが、サイード本人もその気持ちにまだ気づいていません。
敵国同士のレイラとサイードがどんな運命をたどっていくのか、これから先の展開が楽しみです。
溺愛の予感…
レイラは、いきなり敵国に連れてこられたため、使用人からの嫌がらせをうけてしまいます。命を狙われてしまうシーンは、ちょっとかわいそうに思いますが、その異変にいち早く気づいたのはサイード。
レイラとサイードは、見えない赤い糸でつながっているようで、相手の危機的状況をいち早く気づくことができるようです。この赤い糸の行方が気になりますが、なにやらサイードがレイラを溺愛する予感がありますよね。
【不遇の花嫁は、美しき竜王に奪われる】第6話~第10話のあらすじと感想
~6話から10話までのあらすじ~
レイラが元の国に帰ったとしても、待っている未来は残酷なもの。そのためサイードは、自分の愛妾という立場を与えて、身を守ることを決めたのです。貴族たちからは、あいかわらず冷たい目でみられるレイラですが、命を狙われることはなくなったのです。
そんなある日、サイードの婚約者というハリシャが現れます。ハリシャは、サイードが心許せる数少ない人物。笑顔のサイードを見ていたレイラは、今まで感じたことのないモヤモヤした気持ちがあふれます。
しかしハリシャは明るく活発な女性で、レイラに敵対心を向けることなく、「お友達になりたい」と言ってくれます。サイードの婚約者であり自分の友人となったハリシャに対して、レイラはなにを思うのでしょうか。
サイードの婚約者登場!
まさかサイードに婚約者がいるなんて…。
「レイラにだけ優しい」と思っていたサイードが、ハリシャと笑顔で会話しているシーンは、なんだか胸が締め付けられてしまいます。レイラもなんだかモヤモヤしていますが、なぜモヤモヤしているのかは自覚がありません。
レイラは、サイードに心惹かれていますが、ハリシャが登場したことで、この気持ちを言葉できません。ハリシャとレイラ・サイードとの三角関係状態にモヤっとしてしまいます。
ハリシャがカワイイ
サイードの婚約として選ばれたハリシャ。王族ではないのに、民たちからの支持をうけたなんてスゴイですよね。
でもサイードには、レイラだけを愛してほしかった…。絶対溺愛するはずなのに、ここにきて婚約者登場なんて、なんだかモヤモヤしてしまいます。
でもハリシャのキャラクターはステキすぎます。めちゃくちゃ美人で、レイラにも優しい!「世界を冒険したい」という夢があるので、王妃の座はレイラに譲って、ぜひ冒険で出てほしいと思います。
【結末予想】『不遇の花嫁は、美しき竜王に奪われる』の最終回はどんな展開を迎える?
この物語のラストは、「サイードはレイラを王妃に迎える」と予想しています。
レイラの国には、「緋色の乙女はドラゴン族と結ばれる」という言い伝えがあるので、赤髪をもつレイラはサイードと結婚する運命にあると思います。
レイラもサイードもまだ赤い糸の存在に気づいていないようですが、きっと運命の糸でつながっていそうですよね。だからこそ、レイラやピンチに陥た陥たときにも一番早くサイードが気づけたんだと思います。
サイードの婚約者であるハリシャは、婚約者という立場を捨て冒険に出かけ、サイードに愛されるレイラこそ王妃にピッタリだと思います!
まとめ
ドラゴン族に誘拐されてしまったレイラですが、まさかドラゴン族の王と運命の糸でつながっているなんて、だれが想像したでしょうか。家族から虐げられてきた主人公レイラの、シンデレラストーリーをぜひご堪能ください!