今回はめちゃコミックで大人気の漫画『軍神と偽りの花嫁』の感想を紹介していきます!
主人公の明凛は仙女としてもてはやされる姉・仙琳の影で、黙々と勉学を続けた努力家。一方、お相手の軍人・煌明は、戦で活躍したせいで呪われ、短命となった一族の末裔です。
“仙女と契りを交わし子孫を残せば未来永劫滅びない”と聞いた皇帝から仙女との結婚を仕向けられましたが、実際に嫁いだのは仙女としての力を持たない明凛でした。
果たして明凛は医学の力を用い、煌明を助けることはできるのか…。
『軍神と偽りの花嫁』あらすじと登場人物
作品情報
- 原作:涼子
- ジャンル:女性漫画
- 出版社:めちゃコミックオリジナル
あらすじ
桃の花咲く山里で、仙女一族の娘として生まれた明凛。しかし、仙女の力は一族の長女だけに宿り、次女の明凛には何の力もありません。
仙女と契りを交わし子孫を残せば生き永らえるという言い伝えもあり、長女として生まれた姉・仙琳は特別扱いされ奢り高ぶっていました。
適齢期を迎えた仙琳は、仙女の言い伝えを聞いた皇帝から、代々短命の一族の末裔で“呪われた将軍”と呼ばれる汪煌明の妻となる事を命じられます。
しかし、煌明の妻なんてもっぱら御免な仙琳は、妹の明凛を身代わりにしようと画策。仙琳の替え玉として偽りの妻を演じながら、明凛は心優しい煌明に心奪われていきます。
やがて明凛は、幼い頃から学んできた医学の力を用い、煌明を救おうと思い始めるのでした。偽物仙女でありながら、医学の知識に精通した明凛。
登場人物
- 明凛(メイリン)
仙女一族の次女として生まれた女性。
医学を勉強し人々を救おうとする。 - 汪煌明(オウコウメイ)
戦で功績を収めたせいで呪われ、短命と謳われている軍人。
見た目に反し優しく誠実な人物で、妻となる明凛を心から愛するようになる。 - 仙琳(シェンリン)
仙女として特別扱いされてきたせいで、高飛車な性格になった明凛の姉。
常に明凛よりも優位に立たなければ気が済まない。 - 明凛と仙琳の母
仙女である仙琳だけを可愛がり、明凛を虐げてきた張本人。
仙琳の功績を高めるためには手段を選ばない。 - 皇帝
国を治める皇帝。
狡猾な人物で、仙女の伝承を信じ、煌明に仙女を娶るよう命じる。 - 豪(ハオ)
病に倒れた姪を救いたい一心で、仙女一族の元に通う青年。
姪が亡くなってからは、明凛に恨みを募らせ陥れようと企む。
『軍神と偽りの花嫁』1話~10話の感想
最悪の出会い
仙女一族として生を享けるも、仙女の能力に恵まれず、周囲から虐げられてきた主人公・明凛。
姉の仙琳は幼い頃から仙女として可愛がられてきたせいで性悪な女性に育ちましたが、明凛は医学の知識を身に着け正攻法で人々を救おうとする健気な女性です。
そんな明凛が、姉の替え玉となり短命な一族の末裔・煌明と出会い偽りの妻となるシーンはとても印象的なものでした。
虎の死骸を片手に明凛を迎えに来た煌明は、まるで化け物のよう…。
こんなにもおっかない男性の妻になるなんて怯んでしまいそうですが、彼は明凛の嫌がる事はせず、怖がる彼女を優しく扱います。

苦しむ人を救いたい
仙女の里にいた頃、親しくしていた青年・豪の姪を救おうと奮闘していた明凛。
結局力及ばず姪は亡くなってしまいましたが、無数の医学書を読み役に立とうとする明凛の姿に引き込まれます。

大人しく明凛の指示に従っていれば姪を救えたのかもしれないのに、彼女を逆恨みする豪の身勝手さにも腹が立ちました!
仙琳の企み
男らしい煌明に心奪われ、明凛から奪おうと企む仙琳。
明凛の嫁ぎ先へと現れた仙琳は、見違えるように美しくなった妹に嫉妬し、全てを我が物にしようと企みます。
しかし、煌明からは軽くあしらわれ門前払いされる姿が滑稽で失笑。

最終的には姪を亡くし落ちぶれた豪をたぶらかし二人の仲を引き裂こうとしますが、身を挺して明凛を守る煌明の姿を目の当たりにし、悔しそうに顔を歪める姿にスッキリしました!
『軍神と偽りの花嫁』11話~20話の感想
女神のような優しさ
豪に裏切られ身を売られそうになった明凛は、駆け付けた煌明に助けられます。
恨みを募らせた豪に煌明を傷つけられてもなお、病に倒れた彼の妹を救おうとする明凛は女神のような女性ですね。
以前は知識が足りず豪の姪を救う事ができなかった明凛ですが、更なる知識を身に着け妹を救う事に成功。

じれったい二人
煌明に淡い恋心を抱きながらも、未だ一つになれずにいる明凛。
しかし、豪に嫉妬した煌明と、徐々に親密になる二人が美しく引き込まれます。
特に、入浴介助のために煌明の元を訪れていた明凛が、もっと触れて欲しいと懇願する姿にドキドキ…。
寝室に移動した二人はかなり際どいところまで進みますが、明凛を怖がらせないよう寸止めする煌明の忍耐力に脱帽です。
明凛を心から大切に想っているからこそ、踏みとどまる事ができるのでしょうね。

仙女対決
何としても煌明を奪い取りたい仙琳ですが、色仕掛け作戦は失敗に終わります。
業を煮やした仙琳は皇帝の元へ出向くと“仙女対決”を実施し、仙女として相応しい方が煌明の妻となるよう懇願。

こんな茶番劇に巻き込まれた明凛と煌明が気の毒になりましたが、格の違いを見せつける展開となっており読者としても爽快でした!
何を考えているか分からない皇帝が不気味ですが、明凛が幸せになる事を願いたいと思います。
『軍神と偽りの花嫁』21話~25話の感想
21話の感想|仙女の真実
劇薬に倒れた母を救うため、献身的に看病する明凛。
対照的に、保身ばかりで母の死を願うかのような態度を見せる仙琳の姿にドン引きしてしまいました…。
あれほど仙琳ばかりを溺愛していた母も、この態度には流石に失望したようですね。
皇帝を欺いた罰として捕らえられた仙琳を誰もが見放す中、ただ一人姉を救おうとする明凛に感心させられます。
しかし明凛の気遣いを嘲笑うかのように、妹に全ての罪を擦り付け自分だけ罪を逃れようとする仙琳に唖然。
22話の感想|仙琳の醜態
仙女にまつわる言い伝えは迷信で、煌明までもが全てを理解した上で明凛を娶っていた事が明らかに。
何も知らずに踊らされていた仙琳がただただ哀れですが、煌明からも突き放され更なる醜態を晒します。
仙琳がこんな性格になったのは母にも責任があると感じますが、ただ傍観しているだけというのがモヤモヤしますね。
妹の全てを奪おうと襲い掛かる仙琳に、初めて本音でぶつかる明凛に感動。
皇帝から最も堪えがたい命令を下された仙琳は、応じる事ができるのでしょうか?
23話の感想
皇帝に命じられ仕方なくとはいえ、仙琳が明凛に謝罪する展開にスッキリしました!
地面に頭を付き、悔しそうに声を絞り出す姿が惨めですね…。
こんな騒動を起こしておいて無傷で済むとは思えませんし、今後の処遇も気になります!
度重なる心労から倒れてしまった明凛ですが、心配そうに駆け寄る皇帝の手を振り払う煌明にキュン…。
最初から仙女は迷信だと知っていたのに、一族の罪を背負い懸命に生きる明凛を気遣う姿にときめいてしまいます。
汪一族は若くして亡くなる運命にありますが、二人にはどうか幸せになって欲しいです!
24話の感想
父と同じ運命を辿る事を覚悟していた煌明が、明凛という伴侶を手に入れ“生きたい”と願う姿に涙…。
目を覚ました明凛を抱きしめる姿を見ていると、どれほど心配していたか伝わり切なくなりますね。
そして明凛は偽りの仙女である事を明かすと、一族が罰せられるのを恐れて言えずにいた事を説明。
しかし罰を受ける事よりも、煌明を失う事の方が怖かったと伝える明凛が可愛すぎます!
25話の感想
嘘を明かすまでは、決して一線を超えないと決めていた明凛。
全てを打ち明けた明凛が、ついに煌明と結ばれる展開にドキドキしました!
二人が相思相愛な事は分かっていますし、男性経験のない明凛に優しく触れていく煌明がカッコ良過ぎます…。
また、これまでもお互いを想いながら自嘲していた事が分かり笑ってしまいました!
男らしくリードする煌明も素敵ですし、任せてばかりではなく彼にも気持ち良くなって欲しいと頑張る明凛も可愛らしいですね♪
今回は最後まで致す事はありませんでしたが、次回こそは明凛のお願いに応える煌明の姿が見られそうで楽しみです!
最終回・結末考察!軍神と偽りの花嫁のラストはどうなる?
私の考察としては以下の通りです。
- 明凛と煌明が結ばれる
- 仙琳の失墜
- 明凛を巡り皇帝と煌明の争いが勃発
それぞれ見ていきましょう!
明凛と煌明が結ばれる
仙女の力を持たないのに、姉の身代わりとして煌明の元に嫁いだ明凛。
神仙術は使えなくても、幼い頃から身に着けている医学の知識を生かし煌明を救おうとする姿に心打たれます。
煌明も同じ気持ちですし、二人が徐々に親密になっていく姿に胸キュン。
汪家が短命な理由には人的な要因が関係していると思いますし、医学の力で煌明を救い真の夫婦となって欲しいですね!
仙琳の失墜
仙女対決では、格の違いを見せつけられた仙琳。
これまで仙女として奢り高ぶり、何の努力もしていなかった仙琳は無力で無能だと分かります。
仙女とは元々優秀な医者の事ですし、無知な仙琳が相応しいとは思えません。
姉妹対決後には、仙女としての力を失い堕落の一途を辿るのではないでしょうか。
明凛を巡り皇帝と煌明の争いが勃発
仙女対決では、気丈に振舞う明凛に心奪われたように見えた皇帝。
無事対決が終わり仙琳に罰を与えた後は、皇帝としての権力を振りかざし明凛を我が物にしようと企むのではないでしょうか。
とはいえ、明凛が皇帝になびくとは思えませんし、煌明も大切な妻を手放すとは思えません。
二人にとって過酷な試練となる事が予想されますが、愛の力で打ち勝って欲しいですね!
まとめ
『軍神と偽りの花嫁』について紹介しました。
仙女一族として生を享けながらも、その才能に恵まれず虐げられてきた明凛。
姉の身代わりとして呪われた将軍・煌明の妻となった明凛が、医学の力で彼を救おうと奮闘する姿に胸を打たれます。
妹のモノを何でも欲しがる仙琳の浅はかさに呆れますが、仙女対決で格の違いを見せつけられた事で絶体絶命に。
真の仙女となった暁には、正々堂々と煌明と結ばれて欲しいと思います!
明凛は医学の力で煌明を救えるのか、今後の展開に注目です♪