漫画『アドバイスかと思ったら呪いだった』【ネタバレありの感想】“呪いの言葉”を成敗するスカッとコメディ!

今回ご紹介する『アドバイスかと思ったら呪いだった。』は、女子校時代からの同級生、さやか・美咲・真理奈を主人公に、巷に溢れる”呪いの言葉“を颯爽と斬っていく痛快スカッとコメディです。

悩める女子三人組の周りには、呪いの言葉が溢れていて…。果たして三人に幸せは訪れるのでしょうか。

 

漫画【アドバイスかと思ったら呪いだった。】について

国内最大級の漫画・電子書籍ストア【コミックシーモア】※商品リンク有り※許可が下りていないメディアでの掲載は厳禁※

作者たなかふじもと / 犬山紙子
ジャンル女性漫画
出版社シーモアコミックス(トレモア)
レーベルトレモア・リアルラブ / トレモアcollection

基本情報

漫画『アドバイスかと思ったら呪いだった』は、犬山紙子先生の毒出しエッセイをたなかふじもと先生漫画でコミカライズ化!

小桃
一見アドバイスに見える“呪いの言葉”を悩める三人の女子がバッサリ斬っていく、笑いあり涙ありの痛快コメディです。

結婚適齢期に差し掛かった仲良し三人組は、厄介な人種に絡まれがち。

心無い呪いの言葉にストレスを感じながらも、週に一度の飲み会で成仏させていく様子が爽快でハマってしまいます♪

STORY ~ あらすじ ~

女子校時代からの同級生、さやか・美咲・真理奈の三人は、週に一度居酒屋に集まっては愚痴を言い合う仲。

この日もさやかが出会った上から目線の“天上人”が吐いたアドバイスという名の呪い言葉を揶揄しながら、美味しい料理と愚痴を肴に話に花を咲かせていました。

さやかの携帯に天上人から合コンの催促メールが届き呆れていた時、彼のメールに添付されていた写真にうつっていた男が美咲の同棲中の彼氏だと分かり驚いて…。

 

【アドバイスかと思ったら呪いだった。】見どころをたっぷりご紹介!

見どころ満載の本作ですが、その中でも特に注目していただきたいポイントを2つ厳選してご紹介します。

  • 巷に溢れる“呪いの言葉”に共感の嵐!
  • くせ者揃いの登場人物

それぞれ詳しく解説していきます♪

巷に溢れる“呪いの言葉”に共感の嵐!

一見こちらの事を心配するかのようなありがたいアドバイスは、裏を返せばありがた迷惑な呪いの言葉だという名言に共感させられっぱなしでした!

特に「失礼かも」や「君のことを思って」などは良く言いがちですが、相手を見下しているように感じますよね。

上から目線のアドバイスに憤りながらも、酒の肴にする事で成仏させる三人に親近感持てる展開となっています!

くせ者揃いの登場人物

主人公三人は比較的常識人ですが、周囲の人々がくせ者だらけで失笑。

1話で登場する天上人を筆頭に、美咲のヒモ彼氏や真理奈の妹の婚約者など、自分の事は棚に上げ呪いの言葉を吐きまくる登場人物たちがツッコミどころ満載で面白いです!

自分の周りにいたら迷惑ですが、第三者として見るとクスっと笑える展開に。

小桃
呪いの言葉を吐かれながらも負けずに生きる三人を応援したくなります!

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【アドバイスかと思ったら呪いだった。】登場人物の魅力について

進藤さやか

主人公の一人で、合コンで知り合った男に呪いの言葉を吐かれたOL。

直感が鋭く、イケメンで好条件の男に違和感を覚え振るあたり、聡明な女性だと感じますね。

女子校時代からの親友たちと週に一度会うのを楽しみにしており、結婚については意識していない様子。

上から目線の男に“天上人”と名付けるところにセンスの良さを感じました!

下村美咲

さやかと真理奈の同級生で、役者を目指すヒモ彼氏と同棲中のキャリアウーマン。

一緒に暮らしても何の得もない男を養うあたり、人を見る目は皆無でしょう。

どんなに理不尽だと感じても“笑顔が最高だから”と許してしまうところからも、ダメンズウォーカーだと感じました。

ひょんなところから彼氏の浮気疑惑が浮上しますが、どう立ち回るのか楽しみです!

谷野真理奈

さやかと美咲の同級生で、仕事に邁進する看護師。

過酷な仕事でも笑顔を絶やさずに患者に接しており、プロ意識の高い女性だと思います。

患者から辛辣な一言をぶつけられても笑顔を崩さないあたり、もはや仏のよう。

結婚に関しては妹に先を越されてしまいそうですが、妹の失礼な婚約者にどう対応するつもりでしょうか。

 

【アドバイスかと思ったら呪いだった。】読んだ感想・レビュー

ここからは、【アドバイスかと思ったら呪いだった】の感想をご紹介します。※これよりネタバレ要素を含みますので、未読の方はご注意ください。

女子会トークが面白い

小桃
巷でよく耳にするアドバイスも、裏を返せば“呪いの言葉”だと分かり納得させられました!

犬山紙子先生の大人気エッセイをコミカライズ化したものですが、内容はエッセイとは異なりオリジナルストーリーとなっています。

主人公の三人が酒の肴に愚痴を言い合う展開となっており、彼女らが受けた仕打ちに共感の嵐。

1話冒頭はさやかが合コンで知り合った男から告白されるシーンで始まりますが、お断りしたのに何故か上から目線でダメ出しされる展開に爆笑してしまいました!

そんな考えだからフラれるんだと逆にアドバイスしてやりたいところですが、「失礼かもしれないけど」を枕詞にモラハラ男のテンプレ発言をしまくる男に唖然…。

さやか一人ならイライラして終わりそうなのに、女子会トークで成仏させていく流れがクセになります!

ダメンズウォーカー

さやかが出会った“天上人”も強烈でしたが、美咲が養っているヒモ男も相当なくせ者。

天上人からの繋がりで美咲の彼氏・悠斗の浮気疑惑が発覚し衝撃の展開となっており引き込まれました!

しっかり者の美咲は小さな劇場で必死に演技をする悠斗に惹かれ交際を開始したようですが、今や夢を忘れ楽な生活に慣れてしまった無職のヒモ男にしか見えません…。

働かないくせに家事もせず、一丁前に美咲に呪いの言葉を吐くあたり何のメリットも感じませんが、恋は盲目なのでしょうね。

終盤では悠斗の裏切り発覚でやっと縁が切れるかと思いきや、美咲のとんでもない決断に絶句…。

美咲はこのままダメンズウォーカーと化してしまうのか、二人の続きが気になってしまいます!

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最強の敵

最後に、三人の中では最も穏やかで、看護師としての仕事に生きがいを感じている真理奈。

仕事も安定していますし縁があれば一気に結婚まで進みそうに見えますが、妹に先を越されてしまうとは予想外でした。

しかしこの妹の婚約者がくせ者で、初対面なのに最強の呪いの言葉をぶつけるあたり強敵の予感。

普段は穏やかな真理奈の引きつった笑顔が見られゾクゾクしましたが、このくせ者をどう成敗していくのか気になります!

これからもこの三人の飲み会を通して、どんな面白エピソードが繰り広げられるのか楽しみです♪

 

【結末予想】物語のラストどうなる?

小桃
最終的に、三人は自分らしい幸せを手に入れると思います!

さやかも美咲も真理奈も28歳という事もあり結婚適齢期ですが、そんなに焦っているようには見えません。

妥協して結婚しても幸せは掴めませんし、これからもくせ者と出会う度に飲み会を開いては、鬱憤を吐き出していくと予想しています。

男は一度破局すれば縁が切れますが、友情はよほどの事がない限り一生もの。

客観的に相手を顧みる事ができる三人なら失敗も払拭できますし、これからも手を取り合いながら自分らしく楽しい人生を歩んでいけるのではないでしょうか。

 

まとめ

『アドバイスかと思ったら呪いだった』について紹介しました。

女子校時代からの親友・さやかと美咲と真理奈は、週に一度の飲み会を楽しみに生きるアラサー女子。

今日もアドバイスという名の“呪いの言葉”を吐き出しては、鬱憤を発散していました。

三人の主人公が繰り広げるスカッと痛快な女子会トークをお楽しみください♪