漫画『つたない恋でも花に綴れば』は、愛情たっぷりな手紙をいつもよこしてくれる婚約者との結婚を楽しみにしている令嬢のラブストーリー作品です。
愛情が爆発している…かと思えば、婚約者は冷酷な男だった!?
でも実は、自分の気持ちを伝えることが苦手な不器用男の一途な恋物語が、今ここではじまります!
婚約者は、主人公に本当の気持ちを伝えることができるのか、二人の結婚生活をぜひお楽しみください♪
漫画【つたない恋でも花に綴れば】の魅力について
作者 | 相田けい / グルナ編集部 |
ジャンル | 女性漫画 |
出版社 | ライブコミックス |
レーベル | COMICエトワール |
『つたない恋でも花に綴れば』は、漫画家“相田けい先生”の連載作品です。相田けい先生の可愛らしい絵が魅力的で、とっても素敵な作品に仕上がっています。
主人公のリリーは、顔もみたことのない婚約者レイとの愛たっぷりな文通が一番の楽しみ!顔を合わせたことはありませんが、「この結婚は必ず幸せになる」という自信がありました。
しかし、婚約者はまさかの冷酷人間!?
レイの不器用な恋愛模様と、どんな状況でもくじけない明るいリリーの初恋をぜひご堪能ください。
【つたない恋でも花に綴れば】ネタバレあらすじと見どころ
ここでは、【つたない恋でも花に綴れば】のあらすじと見どころをご紹介していきます。まずは登場人物をチェックしていきましょう。※以下、ネタバレありとなっていますので、未読の方はご注意ください。
- リリー・フローレンス
子爵家の令嬢。明るく素直で、元気いっぱいな少女。両親のように、「温かい家庭を築きたい」という憧れをもっており、そのためには努力を惜しまない。一度も会ったことのない婚約者にゾッコン。婚約者との愛情たっぷりな文通を、いつも心待ちにしている。
- レイ・ブランシェット
公爵家の跡取り。めちゃくちゃイケメンなうえに、剣術の腕前もピカイチ。貴族令嬢からも注目の的だが、小さいころに一目ぼれしたリリー一筋。リリーを見るだけで胸がドキドキしてしまうが、表情に出さぬよう自分の気持ちに蓋をしている。
第1話:ツンデレ公爵
リリーは、政略結婚相手のレイにゾッコン。容姿端麗なうえに剣の腕前もピカイチ!
一度も顔を合わせたことはありませんが、手紙にはラブラブな言葉が並び、愛されていることがわかります。
そんなレイとの結婚生活を楽しみにしていたリリーは、顔合わせもなく婚約者の待つ邸宅へ向かうのでした。
しかし、そこで待っていたのは、愛のある人とは思えないほどの冷徹なレイ。手紙とのギャップに衝撃を隠しきれずに唖然とします。
手紙は、だれかの代筆なのかと疑ってしまいますが、使用人にから「レイ様が時間をかけて書いていました」という言葉を貰うのです。
レイのギャップに注目!
一見冷たい人間かと思えば、自分の気持ちを表現することが難しい不器用な人のようです。
第2話:素直になれない公爵
使用人にも優しいレイは、自分の感情に鈍いところがありながらも、みんなから慕われていました。
これまで、なにかに執着したことがないレイが、リリーに夢中になっていることから、使用人一丸となり祝福しようと奮闘します。
しかしリリーが来てからというもの、なぜかぎこちないレイ。このままでは、リリーに愛想をつかされるのも時間の問題です。
レイ自身は、リリーに少し触れただけでも顔を赤くし、ドキドキが止まらないのでした。
初心なレイがとにかく可愛い!
容姿端麗で剣術もピカイチなのに、恋愛においては初心すぎる…。そこがレイの魅力でもありますね。
第3話:レイの本音
小さいころにレイとリリーは会ったことがあるようで、そのころからレイはリリーに片想いしていました。そして婚約した今、リリーのあまりの可愛さに口元が緩んでしまいます。
しかし以前、貴族令嬢たちの「男性はクールが素敵」という言葉を聞いてからは、クールな顔を続ける努力をしていました。そのためリリーの前でも、ぎこちない表情に…。
レイの努力は、どんどん逆効果になっていきそうですが、そんなレイにも屈せず、リリーはレイにデートの申し込みをしたのです。
レイの本音がようやく見えてきました!
好きな気持ちがあふれすぎて、それを隠そうと必死になっているようですね。逆効果ですが(笑)
第4話:はじめてのデート
レイと、ラブラブパワースポットに出かけることになったリリー。
ジンクスのある場所を巡ることになりますが、花が枯れていたり、雨が降ってしまったりと、踏んだり蹴ったり。
「レイは運命の人ではないかも…」と自信喪失するリリーですが、そんなリリーを無意識のうちに励ますレイ。
そんな姿に、「これだけで私は幸せになれる」とリリーは大喜びです。無邪気に笑うリリーをみていたレイは、それだけで胸がいっぱいになるのでした。
リリーの無邪気さが本当に可愛い!
レイと仲良くなるために、あの手この手と奮闘するリリーが素敵すぎます。レイもリリーもどちらもカワイイが大渋滞です。
この物語の最終回結末を徹底予想!
レイは本音を伝えることができる
本音を伝えることができずに、リリーに冷たくしてしまうレイ。
本音は、リリーのことが大好きでたまらないようなので、この気持ちをしっかり伝えてほしいですよね。
クールなフリを辞めたら、すぐにレイの本音はバレてしまいそうです。さっさとバレて、ラブラブな二人を見てみたいですね。
リリーはレイに溺愛される
小さいころからリリー一筋のレイは、自分の感情に素直になれたら、リリーへの溺愛は止まらなくなりそうです。
大好きな気持ちが爆発し、リリーへの気持ちは暴走し、使用人も見ていられないほどリリーのことを独り占めしてしまうと思います。
リリーにとっては、「両親のように温かい家庭を築きたい」という思いがあるので、最高の形の夫婦になりそうですよね。
最後に【つたない恋でも花に綴れば】を読んだ感想
貴族令嬢たちの「クールなほうがカッコいい」という言葉を信じて、リリーの前ではかっこつけているレイに胸キュン必至です。
でも、自分の感情を抑えてしまうため、リリーに「太りますよ」と言ってしまったり、「書類上は夫婦ではない」と言ってしまったりと、最悪な方向に…。
それでもリリーとの関係が破綻しないのは、リリーの素直すぎる性格のおかげです。レイと仲良くなるために、デートに誘ったり、食事に誘ったりと健気な姿がみられます。
さっさと本音をリリーに伝えたらいいのに…と思ってしまう反面、不器用なレイの姿も楽しみたいと思います!
ラブラブになったリリーとレイの姿に期待しつつ、今のじれったい状況もぜひ注目してみてください。