今回は、モト先生による【罠、あるいは最愛婚】を読んだので、見どころや感想をご紹介していきます!
現状に不満を抱える25歳の会社員、戸口ほのか。彼女の心には、中学時代に突然音信不通になった元カレ・優征への想いが燻っていた。
10年ぶりに再会を果たすべく、半ば諦めながらも同窓会に誘うメッセージを送るほのか。もし会えなければ、この恋に終止符を打つつもりだった。
しかし、予想外にも同窓会に現れた優征だが、ほのかの知る彼とはまるで別人のように変貌していて…。
漫画【罠、あるいは最愛婚】について
作者 | モト |
ジャンル | 女性漫画 |
出版社 | wwwave comics |
レーベル | CocoCheek |
漫画『罠、あるいは最愛婚』は、初恋の相手との10年ぶりの再会が、一途で歪んだ愛の始まりとなる恐ろしくも甘い純愛物語です。
10年ぶりに再会した元カレ・優征の変貌ぶりに困惑するほのか。果たしてほのかは、彼の重すぎる愛情を受け止めることはできるのか。
物語の登場人物
戸口ほのか | 25歳、実家暮らしの会社員。親からの過干渉に不満を抱えつつ、中学時代の初恋相手・優征への想いを10年間引きずる健気な女性。再会にときめきつつも、彼の変貌に恐怖を覚えます。 |
優征 | ほのかの中学時代の元カレ。10年ぶりに再会しますが、その雰囲気は以前と全く異なり、どこか影があり病んでいる様子。ほのかへの一途すぎる愛が、狂気じみた執着へと変わっています。 |
【罠、あるいは最愛婚】第1話のあらすじと感想!
▶ 第1話のあらすじ
実家暮らしの25歳会社員・戸口ほのかは、代わり映えしない毎日を送っていました。そんな彼女には、忘れられない中学時代の元カレ・優征との思い出があります。
当時、母親に交際を反対され、スマホを没収されたほのか。しかも、そのタイミングで優征も親の都合で引越すことになり、二人は離れ離れに。
それからしばらくは親に秘密で連絡を取り合っていましたが、ある日を境に優征からの連絡が途絶え、気づけば10年の月日が流れていました。
優征のアカウントを消せずにいたほのかは、一か八かで「同窓会、来ない?」とメッセージを送ります。もし会えなければ、新しいスマホに変えて長年の恋を終わらせるつもりでした。
同窓会当日、やはり優征の姿はなく、諦めて帰ろうとしたその時、なんと優征が現れたのです。10年ぶりの再会にときめくほのか。しかし、喜びと同時に彼のただならぬ雰囲気に恐怖を覚えて…。
親心と、それに反発する娘の気持ち
今の現状に不満を抱えるほのかの心情、すごく共感できました。親って良かれと思って色々としてくれるけど、それが時に重荷になっちゃうことってありますよね。
大人になってようやく自由を手に入れたかと思うえば、やれ結婚しろだの、姉はどうだの比較され、うんざりですよね。私も過去に同じような経験があったので、ほのかが抱える「現状への不満」がリアルに伝わってきました。
優征の闇堕ち感がたまらない…!
10年ぶりに再会した元カレが、まさかあんな「病んでる」雰囲気をまとっているなんて…。しかも再会したその日に婚姻届を差し出すとか、いやいや!それは重すぎるでしょ(笑)
一途すぎる愛が狂気じみているところに、この物語の最大の魅力と見どころを感じました。今後の展開が怖くもあり、楽しみでもありますね!
【罠、あるいは最愛婚】最終回結末、ラストの展開を予想!
最終的に、ほのかが優征の歪んだ愛情を受け入れるか、あるいは彼の闇を乗り越えさせ、健全な関係を築くかで物語の結末は大きく変わってくると思います!
10年ぶりに再会した優征は、あの頃の面影はなく「闇堕ち」してしまっています。ほのかと離れ離れになったあと、かなりハードな人生を歩んできたようなので、彼が病んでしまうのも無理ありませんよね。
とはいえ、15歳の頃、ノリで書いた婚姻届を未だに肌身離さず持っていた展開には驚きでした。多分、その頃から彼は本気だったのでしょうね。良く言えば一途ですが、悪く言えば重すぎるというか…。
この10年、優征は何を思って生きてきたのしょうか。また、ほのかと優征はこれからどんな関係になっていくのか。とにかく続きが気になって仕方ありません!
まとめ
【罠、あるいは最愛婚】は、単なる恋愛物語では終わりません。親からの束縛、過去のトラウマ、そして狂気じみた愛情が複雑に絡み合い、読者を惹きつけてやまない魅力が詰まっています。
ほのかと優征、二人の関係が今後どうなっていくのか、続きが気になって仕方ありませんね!