今回紹介する漫画『Dressing美容外科医森野まりあ』は、美容外科医の主人公が整形しに来る患者の悩みに向き合っていく作品です。
森野まりあのクリニックはカウンセリングを受けた患者が手術を受けずに帰ってしまうこともしばしば。しかし、患者は納得しているようです。それには理由があって……。
本記事でそんな『Dressing美容外科医森野まりあ』のあらすじや感想をご紹介します。
漫画【Dressing 美容外科医 森野まりあ】作品情報
「Dressing 美容外科医 森野まりあ」は原作・藤川よつ葉先生、漫画・山本亜季先生の作品です。
林みどりさんが医療監修している漫画で、見た目が重視される「ルッキズム大国」=日本で問題となっている美容整形がテーマになっています。
「かわいいとは何?」「整形ですべてが良くなるの?」
コンプレックスを抱えている人のそんな疑問を解消してくれる作品です。美容整形の怖さや素晴らしさがわかる漫画となっています。
Dressing 美容外科医 森野まりあのあらすじを分かりやすく解説!
「Dressing」の意味
まりあのクリニックにある患者が訪れます。その患者はがんの手術が無事に終わったのですが、術後の身体を気にしてしまい悩みを抱えていたようです。まりあは患者のカウンセリングを行い、ある提案をします。
また、まりあは「Dressing」という医療用語の説明をしました。そして数週間後、手術の日がやってきます。患者が納得する手術になるのか?その答えは経過を待ってからになります。
二重で可愛く?
整形の中でもポピュラーな二重整形。大学生になり憧れの二重整形をした女子学生が登場します。本人は二重になったことに満足していました。
しかし、友人は二重にさらに追加していて焦ることに。そして、二重をやり直すことに決めたのですが、術後の経過はよくありません。
そんな彼女が見つけたのがまりあのクリニックでした。果たして、まりあのカウンセリングの結果は?
Dressing美容外科医 森野まりあを読んだ感想
美容整形の現実
身近になった美容整形ですが、その闇の部分と光の部分が感じられました。きれいになりたい、可愛くなりたい、と思う人にとって美容整形は光のような存在です。
しかし、自分に合っていない整形は見た目だけでなく、内面も不安にさせてしまうのだと思います。
また、手術後に見た目が元に戻らないことを嘆いていた人にとっても美容整形は必要なものだと感じました。正しい知識や患者に寄り添う美容外科医が重要なのですね。
まりあのギャップが可愛い
森野まりあは自分のクリニックを持っていますが、患者を帰してしまうことも多いようです。経営度外視のカウンセリングと手術中の姿はとてもカッコいいと思います。
しかし、それ以外の時は抜けている部分もあって可愛いです。特に食事をしている時の様子はとても愛らしく、そのギャップにやられてしまいました。
その整形は必要?
まりあのクリニックを訪れる患者はそれぞれ様々な悩みを抱えています。しかし、その中には必要のない整形をしに来る人も多いようです。
見た目をよくしたいと思う人が整形にハマってしまうニュースを見たことがあるので、リアルに感じました。
それは必要な整形なのか?身体に悪影響はないのか?色々と考えされられる作品だと思います。
Dressing美容外科医 森野まりあの見どころ
まりあのカウンセリング
まりあがカウンセリングをするところが見どころです。親身に寄り添って患者の不安や悩みを聞いていきます。
カウンセリングのシーンは患者の想いがわかるので、心に響くこと間違いなしです。誰もが持っているコンプレックスを代弁してくれます。
まりあのカッコいいところが見られるので、見ごたえたっぷりです。
食事シーンは子どもっぽい?
まりあは食べることが好きなようでよく何かを食べています。
その時の姿は子どものようでカウンセリングの時とは違って物凄いギャップです。
とても幼く、可愛らしいのでぜひ読んで実際に感じてほしいと思います。
まとめ
「Dressing美容外科医森野まりあ」は美容整形がテーマの作品です。見た目に何かしらのコンプレックスを持っている人は多いと思います。
美容整形が身近になっているからこそ、読んでほしい作品です。ぜひ手に取って読んでみてください。