漫画『ヤンデレ死霊術師と契約した私は死んでも溺愛から逃げられない』【ネタバレあり感想】物語の結末まで考察!

今回は『ヤンデレ死霊術師と契約した私は死んでも溺愛から逃げられない』を読んだので、その感想や見どころをご紹介します。

王太子の婚約者に選ばれ幸せ絶頂だったフィオナが何者かに殺害された直後、敵対していた闇の公爵・ノアに命を吹き込まれ溺愛されていく物語です。

公爵家に恥じぬよう命を捧げてきたフィオナが知ったのは、信じられない真実で…。

小桃
ヤンデレ公爵・ノアの溺愛ぶりがクセになります!

 

漫画【ヤンデレ死霊術師と契約した私は死んでも溺愛から逃げられない】基本情報

作者二久アカミ peep 絹川コウ DAICON taskeySTUDIO
ジャンル少女漫画
出版社taskey
レーベルcomic フローリア

漫画『ヤンデレ死霊術師と契約した私は死んでも溺愛から逃げられない』は、「復讐同盟-サレ妻と愛人はクズ旦那を制裁する―」の二久アカミ先生×絹川コウ先生がタッグを組んだ話題作!

小桃
DAICON先生の作画が美しく、シリアスだけれど妖艶な展開に彩を添えています。

原作の「私を蘇生したヤンデレ死霊術師に命を握られています」は漫画配信サイトpeepにて読み切り作品として公開中。

二代公爵家が実権を握る世界で、光の公爵家長女として生まれ皇太子の婚約者となった主人公が不遇の死を遂げ、敵対していた闇の公爵の力で蘇り溺愛されていくダークラブサスペンスです。

一体誰がフィオナを殺したのか、そしてノアの目的も気になります!

 

【ヤンデレ死霊術師と契約した私は死んでも溺愛から逃げられない】あらすじと登場人物

ここからは、物語のあらすじを少しだけご紹介します。まずは、登場人物に簡単にまとめてきますね!

  • フィオナ・ダズリン

光の公爵・ダズリン家の令嬢で、長年行ってきた慈善活動を評価され王太子の婚約者となった主人公。

幸せ絶頂の中で転落事故に遭い、命を落してしまう。ノアに蘇生させられ監禁されていたところを逃げ出すが、事故の真相を知り絶望する。

  • ノア・ドラモンド

闇の公爵・ドラモンド家の当主。

“最恐のネクロマンサー”と呼ばれる死霊術師で、一時的に生き物を蘇らせる力を持つ。フィオナに執着しており、事故死した彼女を蘇生し妻にすべく監禁する。

  • ハインリク王太子

カース王国の王太子で、フィオナの婚約者。国民想いの優しい青年。

  • イザベラ・ダズリン

光魔法が得意なフィオナの妹。天真爛漫な性格で、姉のフィオナを慕っている。

  • ダズリン公爵夫妻

光の公爵家を守るフィオナの両親。

ドラモンド公爵家を毛嫌いしており、娘たちに決して関わらないよう言い聞かせていた。フィオナがハインリク王太子の妻に選ばれ喜んでいる。

天国から地獄へ

カース王国に存在する二つの公爵家は光のダズリン・闇のドラモンドと呼ばれ、王家を支える大切な役割を担っていました。

敵対関係にある両家の調和を乱さぬため、成人した王族は光と闇のどちらかから妻を娶る事が習わしに。

今代のハインリク王太子の花嫁にはダズリン公爵家のフィオナが選ばれ、両親も妹のイザベラも大喜びしていました。

これからもカース王国のために邁進しようと考えていた矢先、ィオナが乗っていた馬車が暴走し崖から転落する事故が発生。

命を失ったと思われていたフィオナですが、目覚めると何故かすぐ側には見知らぬ青年の姿がありました。

事故の真相

青年はドラモンド公爵家の当主・ノアで、ダズリン公爵家とは犬猿の仲。

両親からドラモンドの悪評を聞かされていたフィオナは警戒しますが、ノアはなんと崖から落ち絶命したところを蘇生させたと言います。

さらにフィオナはノアの魔力を受けなければ生きられない身体となり、その方法が夜伽だと聞かされ絶句。

どうしても受け入れられないフィオナは屋敷を抜け出しダズリン公爵家へと戻りますが、両親の口から信じられない言葉を聞いてしまい…。

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【ヤンデレ死霊術師と契約した私は死んでも溺愛から逃げられない】おススメポイントをご紹介

ヤンデレ男子の狂愛

幸せ絶頂だった主人公が不慮の死を遂げ、一度しか会った事のない青年に溺愛される展開にゾクゾク…。

ノアがフィオナに執着する理由は分かっていませんが、ヤンデレ男子が好きな方にはたまらない内容となっています。

どんなに拒絶しても分かってはくれず、目をキラキラさせながらフィオナを求めるノアに狂気を覚えました!

二人の恋の行方

一度死んでしまったせいで、ノアなしでは生きられない身体になってしまったフィオナ。

今はまだノアに心許せずにいるフィオナが、彼を受け入れられるのかが最も気になるポイントとなっています!

二人が相思相愛になった時、ノアがどんな反応を見せるのかも見どころの一つです!

 

第3話までの感想:ヤンデレ公爵の愛が重すぎる

逃げられない

小桃
王太子妃になるべく邁進してきた主人公が不遇の死を遂げ、犬猿の仲だったヤンデレ男子に溺愛される展開に興味を惹かれました!

主人公のフィオナは光の公爵家に恥じぬよう、日々邁進してきた努力家。

日頃の慈善活動が認められ王太子の婚約者になったのに、崖から転落し命を落してしまう展開に絶句してしまいました…。

ここで物語が終わってしまうかと思いきや、フィオナが死んでからが本番でしたね。

フィオナは何故か敵対関係にあるドラモンド公爵家のノアに執着されており、勝手に蘇生させられた挙句に妻にされそうに。

どんなに拒んでも一度死んでしまったフィオナの身体はノアの魔力を注入せねば原型をとどめる事ができず、八方塞がりな状況にいたたまれなくなりました。

事故の真相

幼い頃からドラモンド家の悪評を聞かされてきたフィオナにとって、ノアは信用できない相手。

このままでは監禁されてしまうと焦ったフィオナが屋敷を逃げ出したのに、実は全て両親に仕組まれたものだったと分かり絶句してしまいました。

あれほどフィオナを愛しているかのように見えた両親は彼女の死を望んでおり、本当は妹のイザベラを王太子妃にと望んでいた事が発覚。

フィオナの出生の秘密も予想外のもので、信じていた両親に裏切られ死を願ってしまうフィオナの姿に胸が痛みました。

新しい人生

そんなフィオナを迎え入れ、優しく抱きしめるノアの姿に涙…。

彼が何故ここまでフィオナに執着するのかは分かっていませんが、彼女のために涙を流してくれるノアが悪い人とは思えません。

目を輝かせながら“僕のために生きて欲しい”と訴えるノアに狂気を覚えましたが、フィオナを心から愛する気持ちに偽りはないと感じます。

彼と共に暮らすという事は“魔力注入”も受け入れる必要がありますが、フィオナに覚悟はできているのでしょうか。

 

【結末予想】物語のラストは?

小桃
最終的に、フィオナとノアは永遠に結ばれると思います!

ノアは優秀な死霊術師ですが、普段蘇らせているのは動物ばかり。

そんなノアが人間を蘇らせるのには、それ相応の代償を伴うのではないでしょうか。

危険を犯してまでノアがフィオナを妻にする理由が分かりませんが、彼なりの事情があるのでは…。

やがて全てを知ったフィオナがノアを受け入れ、最後まで添い遂げると予想しています!