漫画【待宵は褪せぬ面影と】ネタバレあらすじ&見どころ!最終回結末はどうなる?

今回ご紹介する漫画『待宵は褪せぬ面影と』は、遠い昔に大切な時間を過ごした二人が時を超えて再び出会う作品です。

ノアは魔法を使うことができ、数百年を生きてきましたが1つだけ叶えたい夢がありました。それは、遠い昔に出会ったユキと再び出会うこと

しかし、彼はすでに死んでいるため、過去に戻るしか出会うことはできません。そこでノアはタイムリープできるという噂の入り江に行くのですが……。

本記事でそんな『待宵は褪せぬ面影と』のあらすじや感想をネタバレありで解説していきます。

 

漫画【待宵は褪せぬ面影と】どんな作品?

作者天凪かの / グルナ編集部
ジャンル青年漫画
出版社ライブコミックス
レーベルCOMICエトワール

物語の内容

魔法を使うことができるノアは数百年を生きてきましたが、叶えたい夢がありました。それは遠い昔に出会ったユキと再び出会うことです。

もっとも、ユキはすでに亡くなっているので出会うことは叶いませんでした。そこでノアはタイムリープできるという噂がある入り江に行き、過去に戻ろうとします。

噂は本当で過去に戻れたノア。しかし、タイムリープは10年しかできなかったのです。戸惑うノアでしたが、そこで出会った1人の少年に懐かしさを感じるようになります。

物語を彩る登場人物たち

  • ノア

本作品の主人公。魔法使いで寿命が長く、400年も生きている。容姿も変わらず、数年ごとに場所を転々としてきた。遠い昔に出会った大切な人・ユキと再び出会うことを願っており、タイムリープできるという噂がある入り江に向かう。

  • ユキ

ノアの想い人。ノアの作るお菓子が好きで、彼女のお菓子を褒めていた。ある日突然姿を消してしまう。

16歳の高校生。ノアがタイムリープした町の書店の息子で、手伝いをしている際にノアと出会う。ユキと似ており、透もノアのことに懐かしさを感じていた。周囲には言えない秘密があり、ある願いを持っている。

 

1話から3話までのあらすじと見どころ

ここからは、【待宵は褪せぬ面影と】のあらすじと見どころをご紹介します。※以下、ネタバレありとなっていますので、未読の方はご注意ください。

1話:魔法使いの願いは

長い年月を生きてきたノアは魔法を使いながら目立たないように過ごしていましたが、町の近くにある入り江の噂を聞き、興味を持ちます。その噂は、特定の時間に入り江に行くとタイムリープできるというものでした。

ノアは遠い昔に出会った恋人・ユキともう一度会うことを願っており、半信半疑ながらも入り江に行ってみることにします。入り江に来ても特に変わった様子がなく、所詮は噂かと思っていたノア。しかし、10年前にタイムリープしていたことがわかりました。

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2話:透の秘密と過去

町の書店の息子・透はとある秘密を抱えていました。そして、彼も戻りたい過去があったのです。しかし、噂の入り江に行っても特に変化はなく、普通の高校生活を送っていました。

そんなある日、書店で店番をしていると見知らぬ女性から声をかけられます。その女性は初対面のはずが、なぜか懐かしい感じがしました。透は思わず様々なことを聞いてしまいます。そして、彼女の名前がノアだということを知りました。

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3話:お菓子はどこか懐かしく

ノアと透は入り江でたまたま出会います。ノアは魔法使いであることを隠しているため、あまり目立ちたくありませんでした。それでも透とは話がしたいと思うようになります。また、それは透も同じでした。

そして、ノアは持っていた手作りのお菓子を透に渡すのですが、透は食べると涙があふれてきます。透にとってその味はとても美味しく、一番好きな味だったようです。透の雰囲気や言葉にユキの面影を感じるノアは、心が温かくなるのでした。

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3話までの見どころ

ノアと透が心を通わせていくところが見どころです。

2人はそれぞれ忘れない人との過去があり、想い人と似ていると感じます。相手のことをもっと知りたい、一緒にいたいと思う2人はとても愛おしいです。2人が今後どのような関係になっていくのか気になってしまいます。

 

これまでのストーリーから最終回・結末を考察!

ノアと透はお互いに惹かれていき、付き合うことになると思います。そして、ノアの想い人ユキのことや、透の秘密についてもわかることでしょう。

これは2人をさらに引き寄せることにつながりそうです。2人の出会いは運命的で、幸せな時間を過ごすと考えられます。

しかし、ノアは長い時間を生きており、寿命が近づいているという描写もあります。そのため、ノアは亡くなってしまうかもしれません。

最終的には透が1人残されてしまい、2人にとってはハッピーエンドではないことも予想できますね。

 

最後に【待宵は褪せぬ面影と】を読んだ感想

いつか本音で話せる?

魔法使いのノアと、かつての恋人と似ている透の2人が、時を超えて出会うのはとてもロマンチックだと思いました。ノアは透とユキが似ていると感じながらも、なかなか素直になれません。

長い年月を生きてきたことで、臆病な性格になっているのかもしれませんね。また、魔法使いであることがバレると住むこともままならなくなってしまうので、仕方なく目立たないようにしていました。

このような日々の繰り返しによって本音で話すことができないことも考えられます。いつか本音で話せるようになってほしいですね。

透がノアに自分のことを話す可能性

透は周囲に告げられないことがありますが、ノアと話をすることでだんだんと記憶が戻っているようです。

このことから、透はノアのことを懐かしく感じ、日ごろは話さないこともノアに話すことになるでしょう。そうすれば、お互いの距離が近づくと思うので、早くお互いのことをしてほしいと思います。