漫画【断罪された悪役令嬢の次の人生はヒロインのようですが?】全話ネタバレ感想!最終回結末はどうなる?

“悪役令嬢”として人生を終えた主人公が、転生先でまるで“ヒロイン”のような日々を送る『断罪された悪役令嬢の次の人生はヒロインのようですが?』をご紹介します!

前世で断罪され命を落とした令嬢が、なんと同じ世界の数年後に転生し、新たな人生を歩み出すというドラマチックな物語。“悪役”として幕を閉じた彼女の新しい人生とは…?

 

漫画【断罪された悪役令嬢の次の人生はヒロインのようですが?】について

作者三槻ぱぶろ / ヒラヲ / whimhalooo
ジャンル少女漫画
出版社パルプライド
レーベルエンジェライトコミックス

作品の魅力

本作は、前世で“悪役令嬢”として断罪された主人公が、別人の令嬢に転生し、過去の記憶と向き合いながらも前向きに生きていく転生ファンタジー!

原作はヒラヲ先生の小説で、コミカライズを手掛けるのは三槻ぱぶろ先生。美しい作画と丁寧な心理描写によって、物語の魅力がさらに引き立てられています…!

第二の人生では、優しい家族たちに囲まれ、少しずつ心を癒していくヒロイン・アリア。その中で訪れる新たな出会いを通じて、自分自身と向き合う彼女の姿が丁寧に描かれています。

【1巻無料】あらすじ:婚約者であるモンフォール王国王太子の「運命の相手」男爵令嬢のリリーを害したとして、断罪され命を落と…

物語を彩るキャラクターたち

  • イザベラ/アリア

前世では「イザベラ」として、悪役令嬢と“誤解”され断罪されてしまう。

転生後は「アリア」として第二の人生を歩むことに。生まれながらに前世の記憶を持ち、過去への不安を抱きつつも、新たな人生を楽しもうとしている。

  • テオドール

転生後のアリアが出会った、グルエフ伯爵家の子息。クールで真面目な印象を持つが、一目ぼれしたアリアを優しく気遣う一面も。

  • ブラッド

イザベラの元婚約者で、モンフォール国の王太子。前世では彼女を断罪した張本人。しかしアリアとして転生した後の世界では、すでに王位継承権を剥奪されていて…?

  • セオドア

イザベラの兄で、トゥールーズ公爵家の次期当主。大切に思っていた妹を失った後、その死の真相を探り続けている。

 

【断罪された悪役令嬢の次の人生はヒロインのようですが?】あらすじと感想をご紹介

第1話:新たな名前で始まる、新たな人生!

モンフォール国の伯爵令嬢として育ったイザベラには、国の王太子・ブラッドという婚約者がいました。

しかし、ある日とある“誤解”から婚約を破棄され、あろうことか“悪役令嬢”として断罪されてしまいます。

その後、思わぬ“事故”で命を落としたイザベラ…。目を覚ますと、彼女は見知らぬ家の子ども、アリアという少女に生まれ変わっていて…!?

1話の感想

冒頭の断罪シーンから、一気に引き込まれました…!

どうやら彼女には考えがあって、ブラッドの未来の王妃として行動していたようですね。イザベラとブラッドの間には、どこかすれ違いのようなものがありそうです。

そんな彼女の、イザベラとしての最期はあまりにも衝撃的でした。彼女には優しい兄がいますが、両親はそれをどう受け止めたのかも気になるところ…。

一方、アリアとして転生後に迎えた家庭はとても温かく、読んでいてホッとしました。物語は始まったばかりですが、この先の展開に期待が高まります!

第2話:幸せな時間と前世の記憶

「アリア」として転生したのは男爵家の令嬢で、なんと前世から数年後の世界!優しい両親と兄・オリバーに囲まれ、穏やかな日々を送っていました。

そんなある日、両親と親交の深いグルエフ家の息子・テオドールと出会います。

アリアの美しい所作に目を奪われた彼は思わず見惚れますが、当のアリアは断罪された過去を思い出し、心に負い目を抱えていて…。

2話の感想

まだ5才のアリアですが、伯爵令嬢であったイザベラの過去の記憶を持っているため、その美しい立ち居振る舞いには思わず目を見張りますね!

さらに、アリアの姿が可愛らしいので、そんな彼女から漂う気品に、両親が驚くのも納得です(笑)

そして、新たな家庭での時間は本当に優しいもので…。幸せそうに過ごす彼女の姿に、こっちまで胸がほっこりしました!

それにしても、異世界転生かと思いきや前世から数年後の世界…。過去の記憶を持ったまま、アリアはこれからどのような行動をとるのでしょうか。

第3話:自分の断罪後の未来

時は戻り、イザベラが断罪された直後―。セオドアは、彼女を襲った出来事についてブラッドに言及していました。

その後、自らの処遇を恐れたブラッドは、王太子の座を退くことに…。

その事実を知り、元気をなくしたアリアを見て、オリバーとテオドールは気分転換のために彼女を外へ連れ出しました。

しかし木登りの最中、テオドールが木から落下してしまい…!?

3話の感想

前世では気軽に友人と遊ぶことができなかったイザベラですが、アリアになってからはそうした楽しみを味わえて、本当に良かったですね…!

セオドアとオリバーは性格こそ正反対のように感じますが、どちらも妹思いで素敵なお兄さんだなと思います♪

だからこそ、イザベラを思いがけない形で失ってしまったセオドアの胸中を考えると、とても切なくて…。彼の悲しみや怒り、どうにもならない苛立ちが伝わってきて、胸が締めつけられました。

 

【結末予想】『断罪された悪役令嬢の次の人生はヒロインのようですが?』の最終回はどんな展開を迎える?

過去と現在が少しずつ交差していきそうな予感がして、今から非常にワクワクしています…!

結末としては、「アリアとテオドールが結ばれる」こと、そして「イザベラとしての前世が明らかになる」といった展開が考えられそうですね。

転生先はまさかの前世の未来。イザベラとして見て見ぬふりはできないのではないでしょうか。

彼女にはアリアとしての第二の人生を幸せに歩んでほしいと心から願っていますが、まだまだ波乱は待ち受けていそうです…。

イザベラとアリア、それぞれで出会った人間関係が今後どのように絡んでくるのか、続きが待ち遠しいですね!

 

まとめ

前世の記憶を抱えたアリアが、“第二の人生”を歩む物語。これまでの転生ものでは珍しい、同じ世界線で展開されるストーリーに引き込まれました!

転生ファンタジーが好きな人には、ぜひ一度手に取ってほしい作品です♪