今回は、転生を繰り返してきた主人公が、またもや“悪役令嬢”として新しい人生を始める物語【悪役令嬢の品格 20回目はヒロインでしたが、今回も悪役令嬢を貫きます】をご紹介します!
普通の「悪役令嬢もの」とは少し違い、なんと20回目の転生という“ベテラン感”あふれる彼女のひと味違った人生観が、とても新鮮に映りました。
前世の経験を武器に、自分らしく生きることに挑戦する彼女の日々から、目が離せません!
漫画【悪役令嬢の品格 20回目はヒロインでしたが、今回も悪役令嬢を貫きます】基本情報
作者 | ソラ子 / 幸路ことは / 蓮乗寺メイ |
ジャンル | 女性漫画 |
出版社 | Rentaコミックス |
レーベル | COMICスピア |
本作は、幸路ことは先生が原作を手掛けるコミカライズ作品で、作画はソラ子先生、構成は蓮乗寺メイ先生による異世界転生ストーリーです。
本作の主人公・エリーナは、なんと20度目の転生を果たしています…!しかも毎回“悪役令嬢”に転生するという、なんともユニークな設定ですよね♪
しかし、ただ運命に流されるだけでなく、「ザ・悪役令嬢」として自らの生き方を選び、最初からアクセル全開で突っ走る姿がとても印象的です(笑)
普段は転生ものをあまり読まない人でも、主人公の飾らない人間らしさに惹きこまれると思います!
とあるお屋敷で「エリーナ」として目覚めた少女は、数多の乙女ゲームを渡り歩いた自称“プロの悪役令嬢”。
今回も冷酷無…
【悪役令嬢の品格 20回目はヒロインでしたが、今回も悪役令嬢を貫きます】ネタバレあらすじと見どころ
ここからは、【悪役令嬢の品格】のあらすじと見どころをご紹介します。まずは登場人物をチェックしていきましょう。
- エリーナ・ローゼンディアナ
本作の主人公で、“20回目”の転生として伯爵令嬢になった、自称「プロの悪役令嬢」!
これまでの人生経験から冷静で聡明な一方、とても素直な性格をしている。悪役令嬢の役に誇りを持っており、今回の転生先でもその役目を果たそうと奮闘中。
- ラウル
エリーナの家庭教師で、その整った容姿から、彼女曰く物語のメインキャラクター。
親しみやすい雰囲気を持っており、エリーナからも信頼を得ている。家庭教師になる前は貴族だったという過去が判明するが…。
- ディバルト・ローゼンディアナ
ローゼンディアナ家の現当主であり、エリーナからは“おじい様”と呼ばれる人物。
元・近衛騎士で体格が良く、優しく頼もしい人柄のため、周囲の人たちから親しまれている。
第1話:プロの悪役令嬢、再び始動!
目覚めた瞬間、自分が“悪役令嬢”として転生したことを悟った伯爵令嬢のエリーナ。彼女はこれまでにも物語の悪役令嬢として転生を繰り返しており、その役目を全うしていたのです。すぐに頭の中で前世の記憶を呼び覚まし、今回も最高の悪役令嬢として生きることを決意します。
そんなある日、エリーナにはラウルという家庭教師がつくことに。その整った容姿から、彼女はラウルがこの物語のメインキャラクターということを察します。ラウルとの勉強を通じて、この世界の知識を得たエリーナは、“悪役令嬢力”をつけるために行動を開始しますが、今回の転生はこれまでと少し違っていて…?
第2話:品格の裏にある本音/理想と現実のギャップ
ラウルが家庭教師に来てから時が経ち、次第に知識を得てきたエリーナ。しかし、“悪役令嬢”としての振る舞いができていないことに気づいた彼女は悩み始めます。悪役らしい言葉遣いを学ぶため、恋愛小説を読み漁ることにしたエリーナは、ディバルトにお願いして街の本屋へ出かけることに。
ラウルを連れて、エリーナは転生してから初めて、人々でにぎわう街へ繰り出します。無事に目当ての本を手に入れたエリーナは、ラウルが実は以前、貴族として王都にいたことを知りました。そんな二人の前に彼の過去を知る貴族たちが現れ、その失礼な態度に腹を立てたエリーナがとった行動とは…。
【結末予想】『悪役令嬢の品格 20回目はヒロインでしたが、今回も悪役令嬢を貫きます』の最終回はどんな展開を迎える?
悪役令嬢として20回目の転生をしたエリーナですが、今回は少し変わった展開が待ち受けていそうですね…。予想ですが、今回の転生では悪役令嬢という枠を超え、物語の中心人物として幸せなエンディングを迎えるのではないかと思います!
これまでの人生で培った経験を活かして、エリーナなりに役割を全うしようとしていますが、今の彼女を見ていると、そう一筋縄ではいかないような…(笑)エリーナには悪役令嬢としてではなく、もっと重要な役割が隠されていそうです。
最後に【悪役令嬢の品格 20回目はヒロインでしたが、今回も悪役令嬢を貫きます】を読んだ感想
“プロの悪役令嬢”としてのエリーナの姿
さすが20回目の転生と思わせる、エリーナの大人びた言葉や“ベテラン感”あふれる行動には、思わずクスッとしてしまいます。その一方で、ときどき見せるドジっ子な一面とのギャップもめちゃくちゃ魅力的でした!
徹底して悪役らしく振る舞おうとしつつも、家族や周囲の状況を気にかけて行動してしまうエリーナの様子からは、彼女の内に秘めた優しさが感じられますね。
エリーナの突拍子もない行動を温かく見守る周囲の人たちも良い味を出しており、読み進めるほどに彼女の素顔に惹かれてしまいました!
ラウルとの関係にワクワク!
おそらく物語のメインキャラクターであるラウルとの今後の関係性も楽しみです!
20回目の転生という“ベテラン”ならではの直感で、エリーナがビビッと感じるものがあったということは、彼は非常に重要な人物といえるでしょう…。ラウルは昔貴族だったとのことで、彼の身に降りかかった出来事も気になるところです。
そして、ここからエリーナの“悪役令嬢”としての本領が発揮される予感がします。彼女が選んだ生き方が、これからラウルにどのような影響をもたらすのか、二人の関係からも目が離せません!