今回紹介する『まさか婚約者の第二夫人になるなんて~愛するあなたを忘れる方法~』は、大好きな幼なじみ・クラウスとの結婚を夢見ていたものの、彼と隣国の王女との結婚が決まり“第二夫人”に追いやられたイリーナが、すれ違いの果てに真実を手に入れるお話です。
留学から戻ったら結婚しようと約束していたのに、クラウスと隣国の王女の婚約が内定。両片思いの二人の焦れキュンラブストーリーをお楽しみください♪
漫画【まさか婚約者の第二夫人になるなんて~愛するあなたを忘れる方法~】の魅力について
作者 | 桐早侑斗 / ノンナ / エトワール編集部 |
ジャンル | 女性漫画 |
出版社 | ライブコミックス |
掲載誌 | COMICエトワール |
漫画『まさか婚約者の第二夫人になるなんて~愛するあなたを忘れる方法~』は、ノンナ先生原作、桐早郁斗先生作画の純愛物語。
原作小説は“小説家になろう”にて「まさか第二夫人にさせられるとは思ってもみませんでした」というタイトルで連載されており、既に完結しています。
隣国の王女に振り回され身を引こうとしつつも、クラウスを忘れられず苦しむイリーナの姿に胸が痛みます。最後までクラウスの本音は分かりませんが、愛し合う二人が引き裂かれる展開にやきもきする事間違いなしです!
1巻(1話~3話)のあらすじと見どころをご紹介!
ここからは、【まさか婚約者の第二夫人になるなんて】1巻のあらすじと見どころをご紹介します。まずは登場人物をチェックしていきましょう。※以下、ネタバレ要素を含みますので、未読の方はご注意ください。
- イリーナ・マルティ
マルティ伯爵家の令嬢で、この物語の主人公。幼い頃にクラウスに一目惚れし、彼の妻になる日を夢見ていた。王女のせいで第二夫人に追いやられるが、クラウスへの想いを捨てられずにいる。
- クラウス・シヴォス
シヴォス公爵家の次期当主で、イリーナの婚約者。留学先から戻ったら結婚すると約束していたのに、隣国の王女に気に入られ婚約させられてしまう。優しく気遣いのできる美青年だが、言葉足らずなのが玉に瑕。
- 王女
クラウスの留学先の隣国の王女。留学中のクラウスに一目惚れし、ワガママ三昧でイリーナから略奪しようと企む悪女。権力を振りかざし二人の仲を引き裂こうとするが、実はとんでもない事情を抱えている。
1話:すれ違い生活の始まり
伯爵令嬢のイリーナは、幼なじみの公爵家次期当主・クラウスと婚約関係に。穏やかな時間を過ごしながらクラウスとの結婚を夢見る中、彼の留学が決まりしばし離れ離れとなってしまいます。
帰国と同時に式を挙げる約束をし、クラウスに刺繍を施したハンカチを手渡したイリーナ。しかし帰国まであと半年となった頃、イリーナの耳にクラウスが隣国の王女に見初められ婚約が決まったという話が舞い込みます。
結婚話は破談にならなかったものの、自分が“第二夫人”となると聞かされたイリーナは部屋に閉じこもり、クラウスからの手紙も封印。暗い気持ちのまま挙式を終え屋敷に辿り着いたイリーナの元に、第一夫人となる王女がやって来て…。
愛するクラウスと結ばれるはずだったのに、突然現れた王女に奪われ“第二夫人”に追いやられるという展開に心が痛みました…。
2話:奇妙な同居生活
多忙なクラウスと会えない中、王女のわがままに振り回され仕事もままならないイリーナ。
使用人からクラウスが屋敷をイリーナ好みに回想したと聞き浮足立ちながらも、王女のせいで自信を失くした彼女は喜ぶ事もできません。
そんな中、帰宅したクラウスと会話中にまたも王女が乱入。いたたまれなくなったイリーナは退席しますが、追いかけてきた王女に罵られ落ち込んでしまいます。
一方、愛するイリーナとの甘々な新婚生活に向けて、王女を追い出そうと奮闘していたクラウス。王女の弱みを握ったクラウスが意気込む中、イリーナから信じられない手紙が届いて…。
クラウスからの贈り物を自慢していた王女ですが、彼の本音が分からず混乱してしまいました。
3話:クラウスの本音
イリーナが当分の間領地で過ごすと知ったクラウスは、王女の制止を振り切り彼女の元へ。一方、使用人から領地で問題が起きていると聞いたイリーナは、気分転換も兼ねてトラブル解決のために領地へと赴いていました。
ところが、ここでしばらく心を休めようと考えていたイリーナの元に突如王女が来訪。イリーナの身勝手な行動にクラウスが激怒していると伝え、今すぐ離婚届を書けと命じました。
大好きなクラウスとの別れに涙を流しながらも、イリーナは応じようと考えます。イリーナが離婚届にサインをしようとした直後、乗り込んできたクラウスは王女に出ていくよう促して…。
王女に散々振り回されましたが、クラウスが愛していたのはイリーナだけだと分かり胸が熱くなりました!!
考察【まさか婚約者の第二夫人になるなんて】最終回結末はどうなる?
こからは、気になる最終回について考察してみます。現時点で私が考える結末は以下の通り。
- 王女の嘘が暴かれる
- イリーナとクラウスが結ばれる
それぞれ詳しく解説してきますね。
王女の嘘が暴かれる
クラウスを見初めイリーナから略奪しようと企んだ王女ですが、いずれ化けの皮が剥がれると思います。
正妻のように振舞っていますが、クラウスの心が自分にあるという言葉は完全に嘘なのでは…。
どんなに権力を振りかざしても心を掴む事は不可能ですし、最後にはクラウスから追い出されると予想しています!
イリーナとクラウスが結ばれる
王女のせいで新婚生活を台無しにされてしまったイリーナとクラウスですが、想い合っているのは明らか。
クラウス自身も王女について調べ一刻も早く追い出そうとしていますし、最終的にはイリーナとの穏やかな生活を手に入れると思います。
愛するイリーナを傷付けた罰も償って欲しいですし、王女には盛大な制裁を期待したいです!
全体通しての感想とおススメポイント!
両片思いの二人のすれ違いがもどかしい
幼い頃から相思相愛で、王女の邪魔さえ入らなければ順調な新婚生活が待っていたのに…。
王女の乱入で引き裂かれ、結婚式も何もかもを台無しにされた二人が気の毒でなりません。
クラウスは何度もイリーナに事情を説明しようとしたのに、避けているせいで溝は深まるばかり。
きっちりと話し合えば解決するはずですが、話し合いが足りないせいですれ違ってしまう二人がもどかしいです!
スッキリ爽快な制裁
イリーナとクラウスを振り回し、二人の門出をぶち壊した王女。
全ての元凶は王女のワガママですが、最後にはきっちりと制裁が下る展開となっておりスッキリしました♪
実は王女は二人も知らない事情を抱えており、追い込まれていた事も発覚。
最後は化けの皮が剥がれ可哀想な展開となりましたが、因果応報の結末に爽快でした!
邪魔者がいなくなりましたし、イリーナとクラウスには末永く幸せに暮らして欲しいと思います!