【私はあのママ友より幸せだと思っていたのに】ネタバレありの感想まとめ!ドロ沼トラブル続出のママ友

漫画『私はあのママ友より幸せだと思っていたのに』は、夫の不倫と子育てに悩む主人公が「幸せな家庭」を探し求め、隣人とトラブルを起こしていく物語です。

「幸せな家庭」に人一倍憧れているサヤカは、引っ越してきた隣人・エミと仲良くなっていきます。夫の不倫と子育てに悩むサヤカは、エミのことが羨ましくなり、徐々に亀裂が…。不妊に悩んでいたエミも、サヤカを羨ましく思いはじめていくのです。

小桃
ドロ沼にハマっていく二人の物語をぜひお楽しみください!

 

漫画『私はあのママ友より幸せだと思っていたのに』のあらすじを分かりやすく解説!

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作者すやすや子
ジャンル女性漫画
出版社KADOKAWA
掲載誌コミックエッセイ

私は幸せだ

娘と息子、イケメン夫と4人暮らしの“サヤカ”は、子供時代に仲の悪い両親の元で育ったため、人一倍「幸せな家庭」を望んでいました。SNSを更新しては、幸せ家庭アピールをして「私は幸せだ」と言い聞かせていますが、実際は夫の“ケイタ”は不倫三昧。残業と嘘をついたり、出張とごまかしたりと、家庭をかえりみることはありません。それでも、「私は幸せだ」と自分に言い聞かせながら、泣き止まない息子と聞き分けのいい娘と過ごしていくのでした。

引っ越してきた隣人

サヤカの上の階に引っ越してきた“エミ”は、サヤカの娘と同じ年の娘と子煩悩な夫との3人暮らし。引っ越しの挨拶にきたエミをみたサヤカは、「幸せそうな家庭だな」と思う反面、「私の方が幸せだ」と言い聞かせるのでした。エミは、美しく優しそうなサヤカに憧れる一方、2人の子宝に恵まれたサヤカのことが羨ましく思います。不妊治療を繰り返しても、なかなか授からずに涙を流す日々です。

亀裂がうまれる二人

どちらも「私の方が幸せだ」と思う一方で、子育てにいっぱいいっぱいになるサヤカを敵対視するエミと、幸せな家庭を営んでいるエミのことを羨ましく思うサヤカ。エミは「なんで子供を泣かすようなことをいうのか」とサヤカを軽蔑しはじめ、サヤカは「私の方が幸せなのに…」とエミのことを疎ましく思いはじめます。徐々に二人の仲に亀裂が生じはじめると、とりかえしの突かない状況へ突き進んでいくのでした。

 

『私はあのママ友より幸せだと思っていたのに』を読んだ感想(ネタバレあり)

サヤカの家庭が悲惨

SNSでは「幸せな家庭」を演じているサヤカですが、リアルでは夫は不倫三昧で家庭に帰ってこず、ワンオペ育児に悩みはじめます。

泣き止まない子を育てていると、頭がおかしくなりそうな状況にはかなり共感!それを、ひとりで耐えているなんて、正直拷問レベルだと思います。

聞き分けのいいサヤカの娘は、母親の忙しさを理解しているばっかりに、ワガママを言えずにいました。この状況も可哀想すぎて、なにもかも上手くいかなサヤカの状況には、同情してしまいます。

エミの気持ちもよくわかる

エミは、子供が大好きで、もう一人子供を望み不妊治療に励んでいますが、なかなか子宝に恵まれません。それなのに、サヤカの自宅から娘を怒鳴る声が聞こえたりすると、なんとも言えない気持ちになりますよね。

不仲の家庭で育っているサヤカの娘に同情する気持ちもわかるし、二人の子宝に恵まれたサヤカを羨ましく思う気持ちもよ~くわかる!

サヤカもエミもお互いが嫌いではないけど、すれ違う境遇で亀裂が生じてくるのは、なんだか寂しい気持ちになります。

追い込まれていく二人

サヤカは、夫の関係もうまくいかず、子育てにも悩み、徐々にエミへの嫌がらせをスタートさせます。管理会社に苦情をいれたりと、どんどんエミを追い込んでいきます。

そして、エミもサヤカの娘を助けようと手助けしようとしますが、それが裏目に出てどんどん二人の仲は悪くなっていきます。

「隣の芝は青くみえる」という言葉がありますが、まさにその状況だなと思ってしまいます。

 

『私はあのママ友より幸せだと思っていたのに』の見どころ・魅力をご紹介!

この作品の見どころは以下の通り。

  • サヤカとエミの境遇
  • 不仲になるサヤカとエミ

それぞれ詳しく解説していきますね!

サヤカとエミの境遇

サヤカとエミの状況は、きっと今の時代どこにでもあるものと思います。夫の不倫に悩みながら子育てをしている女性と、不妊に悩んでいる女性。サヤカとエミの過酷な状況をみていると、共感できる女性は多くいそうですよね。どんどん追い込まれていく二人をみているのは心苦しいですが、感情移入してしまうこと間違いなしです。

不仲になるサヤカとエミ

どんどん亀裂が生じてくる二人の状況も、ぜひ見届けてほしいと思います。最大の決裂が生じるまでの過程や、決裂後の二人の行方など、気になるシーンが盛りだくさん!
すれ違った二人の仲が、元に戻ることはあるのか…。現在を生きる二人の物語を、ぜひ最後までお楽しみください!

 

これまでのストーリーから最終回・結末を考察!

この作品の最終回結末は、「サヤカとエミは新しい人生を送りながら、仲直りしていく」と思います。

サヤカは、夫と離婚し「ニセモノの幸せな家庭」に終止符をうち、自分と子供たちの幸せを第一に考える人生を送っていくと思います。そしてエミも、新しい子宝に恵まれて幸せに暮らしていきそう。

その過程の中でサヤカもエミも、決別していた時期を振り返り、お互いに後悔し、仲直りする決断をしていきそうですよね。

娘同士も仲良しだからこそ、サヤカとエミの仲も元通りになってくれることを期待しちゃいます!

まとめ

「幸せな家庭に憧れる」サヤカと、「不妊に悩む」隣人のエミ。仲良くなる一方、お互いの家庭が羨ましく感じたことで、取返しのつかないすれ違いがはじまります。

徐々に亀裂が生じるサヤカとエミの物語を、ぜひお楽しみください!