漫画『寒がり令嬢は白銀伯爵とぬくもりを知る』は、継母と義妹から虐げられてきた主人公と、戦闘狂と恐れられている婚約者とのファンタジーラブストーリー作品です。
戦闘狂と恐れられている婚約者は、冷徹な言葉を投げてくる存在。そんな状況にも臆せず、自由きままに生活している主人公をみていると、婚約者の態度にも変化が…。
【寒がり令嬢は白銀伯爵とぬくもりを知る】基本情報
作品情報
作者 | 香村紀颯 / あずま / 西見 / 飴屋ハルユキ |
ジャンル | 女性漫画 |
出版社 | ライブコミックス |
掲載誌 | COMICエトワール |
美しい絵柄の少女マンガなので、さくさく読める作品となっており、イロナとシルヴァの恋物語にどっぷりハマること間違いなしです!
冷徹な婚約者とは裏腹に使用人たちと和気あいあいと過ごす、ちょっと変わった主人公のラブストーリーをぜひお楽しみください。
作品の見どころ
イロナは、実家でも使用人のような扱いをうけ、シルヴァにも相手されず、同情してしまう生活が続いています。
果たして幸せな結婚生活を送ることができるのでしょうか。
イロナは、何事にも一生懸命なので、その姿にシルヴァが気づいてくれるといいなと思います。
イロナの本来に姿をみたとき、きっとシルヴァの溺愛がスタートすると予想します!
あらすじを分かりやすく解説!
虐げられた令嬢
“イロナ”は、伯爵家の長女として生まれましたが、継母と義妹“エリナ”からイジメられています。
父親は、仕事に忙しく家を留守にしがちだったため、継母とエリナが家の中心人物。
使用人たちもイロナに同情することもありますが、反論できるはずがありません。
イロナは、ひとり寂しく小屋の中で過ごすことも多く、寒空の下実母が生きていたときの思い出をふりかえるのでした。
悪魔に嫁ぐ
ある日、エリナに縁談が持ち込まれます。その相手は、親を殺して当主となり、「戦闘狂の大男」と呼ばれるほどの恐ろしい男。
恐怖に怯えたエリナは、イロナを変わりに嫁がすことを提案します。
嫁入り道具を持たされることもなく、薄着のまま辺境地を訪れることになったイロナは、馬車の中で倒れこんでしまうのです。
そんなイロナのことを、手厚くもてなしてくれる婚約者“シルヴァ”。
しかし、目を覚ましたイロナを前にして、「形だけの妻になってくれればいい」と冷徹な言葉を投げるのでした。
1話~3話まで読んだ感想(ネタバレ注意)
不憫すぎるイロナ
実母を亡くし、継母を迎えてからのイロナの生活には、本当に同情してしまいます。
伯爵令嬢として生まれたはずなのに、使用人のような扱いをうけ、さらには隙間風が吹く部屋の中で一晩を過ごすなんて、継母とエリナのことが憎すぎます。
エリナの変わりにシルヴァに嫁ぐことになったイロナは、「今の生活よりはマシかも」と思いますが、シルヴァも冷たい言葉を投げ捨てるなど、踏んだり蹴ったりな結果ですよね。
イロナの素直で聡明な心に、シルヴァがいつ気づくのでしょうか。頑張り屋のイロナは、早く幸せを手に入れてほしいと思います。
シルヴァ宅での生活
シルヴァから冷たい言葉を言われても、これだけは譲れない!と、イロナは「納屋に毛布を持ち込むこと」を提案します。
そんな提案を聞いてシルヴァは、ポッカーンとしてしまいますよね。
豪華な部屋に素敵なドレス、さらには贅沢すぎる食事を用意してもらいイロナは大喜びです。
「シルヴァ様と仲良くなれるかも」と前向きに考えられるイロナが素敵すぎますよね。
シルヴァと一緒に食事をするつもりのイロナですが、使用人からは「シルヴァは食事をとらない」と伝えられます。
なぜシルヴァは食事をとらなくなってしまったのでしょうか…。
働き者のイロナ
シルヴァとの関係を築こうと努力するイロナですが、仕事に明け暮れるシルヴァは、イロナと会おうとしません。
それどころか、「女はみんな鬱陶しい」と毛嫌いしている様子。
シルヴァに相手にされなくても、使用人たちと仲良くなろうと掃除をしたり、手伝いをしたりと奮闘するイロナは、めちゃくちゃたくましい女性ですよね。
そんなイロナの姿をみていたシルヴァは、今まで出会った女性たちとの違いに気づき始めます。
これまでのストーリーから最終回・結末を考察!
このお話の最終回は、「イロナはシルヴァに溺愛されることになる」と思います。
使用人たちと仲良く過ごしているイロナの姿や、家事に仕事に奮闘するイロナをみると、シルヴァの考えも変わっていきそうですよね。
シルヴァは、今まで出会ってきた令嬢たちとイロナを比べているようですが、イロナは令嬢とは思えないほどの性格!
そんなイロナの姿をみたシルヴァは、きっと彼女の虜になると思います!
まとめ
継母と義妹から嫌がらせをうけながら過ごしてきたイロナ。
義妹の変わりに戦闘狂と恐れられているシルヴァに嫁ぐことになりますが、どんな結婚生活を送ることになるのでしょうか。
ちょっと変わったイロナと、女性を毛嫌いしているシルヴァの結婚生活をぜひ見届けてほしいと思います。