今回紹介する漫画『アン・マッチング』は、独身の50歳男性がマッチングアプリにハマってしまう作品です。
青山誠は50歳で独身、両親も亡くなり、独りになってしまいました。そんな時に衝動的に始めたマッチングアプリで20歳のミオとマッチングします。女性経験のない誠は戸惑いますが、ミオに惹かれていってしまうのでした。
本記事でそんな『アン・マッチング』のあらすじや感想をネタバレありで解説していきます。
漫画【アン・マッチング～おぢ50歳、初恋の相手はサイコパスでした～】作品情報
| 作者 | 百鬼夜行 |
| ジャンル | 青年漫画 |
| 出版社 | CLLENN |
| 掲載誌 | ウーコミ! |
「アン・マッチング～おぢ50歳、初恋の相手はサイコパスでした～」は百鬼夜行先生の作品です。
孤独になってしまった独身男性が若い女性にハマってしまいます。話題となっているパパ活を題材にした作品なので、描写もリアルになっています。
「独身男性が段々と沼にハマっていく姿を見たい」「サイコパスな作品を読みたい」
といった人におすすめの作品です。
純粋な「おぢ」が若い女性に落ちていく姿は恐ろしく、先の展開が気になってページを進めてしまいます。
アン・マッチング～おぢ50歳、初恋の相手はサイコパスでした～のあらすじを分かりやすく解説！
孤独になった「おぢ」
青山誠は50歳で父親の介護をしていましたが、父親が他界。独身なため孤独の身となってしまいました。
そんな彼は寂しさを紛らわすため、衝動的にマッチングアプリに登録します。誰にも相手にされないだろうと思っていた誠でしたが、20歳のミオがコンタクトをとってきたのです。
誠はミオと話すことで気がまぎれ、満たされた気持ちになっていきました。「おぢ」の初恋です。誠はミオと話していく中で段々と彼女にハマっていきます。
パパ活女子ミオ
ミオは新しい「パパ」、「おぢ」を探すためにマッチングアプリを眺めていました。そして、タイミングよくアプリに登録した誠を発見します。
彼女は誠に狙いを定め、コンタクトをとったのでした。彼女がパパ活をする目的とは…？
アン・マッチングの１話～３話までの感想（ネタバレ注意）
寂しさを埋めるためのマッチングアプリ
青山誠は父親が亡くなってしまい、広い一軒家に1人で暮らすことになります。これまでの両親と過ごした時間を思い出し、とても寂しかったことでしょう。
そんな時に思わず登録してしまったのがマッチングアプリだったのは必然だったのかもしれませんね。
また、ミオは手馴れている様子なので誠が心配です。純粋な誠は騙されやすそうだと感じます。会ってはならない2人がこれから会ってしまいそうです。
パパ活がリアル
純粋な誠はミオのメッセージで心を掴まれてしまいました。寂しさもあり、当然のことのように思います。ミオはこのような男性をターゲットにしているようです。
現実のパパ活でも同じような事件があるので、とてもリアルに感じました。怖いもの見たさで続きが気になります。
しかし、ミオにもパパ活をしているのには何か事情がありそうな様子です。彼女のアパートも異常なので気になります。
彼女がパパ活をしている理由やお金がどこに流れているのかも知りたいですね。
パパ活でなければ純愛のはずが
誠がミオからのメッセージを見て喜んでいるシーンがとても悲しく感じました。
本来なら微笑ましいシーンのはずが、ミオのことをわかっている読者からすると複雑なものになってしまいます。
しかし、ミオのことを考えている誠は生きる気力を持てているので難しい問題だと思いました。健気な誠を見るたびに辛くなってしまいます。
ミオの生活はやはり荒れているようです。そして、彼女にも日常があることがわかりました。普通の学生のように見える彼女ですが、危ない橋を渡っています。
危険が目の前に迫っているようで怖いです。ミオは大丈夫でしょうか？
アン・マッチングの登場人物について
青山誠
50歳の独身男性。真面目に働いていた会社を退職し、父親の介護に専念しようとしていたところ、父親が他界。家族と職を失ってしまいます。
そんな彼がマッチングアプリに登録し、ミオと出会ってしまうことで運命が変化していきました。
真面目なだけでなく、女性との交際経験もないためかとてもピュアな性格のようです。
信じ込みやすい性格がこれから災いとなってしまうのでしょうか？報われてほしいと思いますが、そう甘くはないように感じます。
ミオ
本名は陽菜。パティシエを目指している20歳の学生で、パパ活の常習者です。そのため、男性を虜にするのが上手く、すぐに誠の心を掴んでいます。
日常では普通の学生ですが、生活は荒れている様子です。
パパ活をしている理由ははっきりとわかっていませんが、描写から推察することができます。彼女も何かしらの理由があるようです。
また、これからトラブルに巻き込まれてしまいそうなので、この先の展開が気になります。
アン・マッチングの最終回、結末の展開予想
誠はこのままミオにハマってしまい、貢いでいくようになると思います。そして、徐々にお金が無くなっていき、どうしようもなくなってしまうでしょう。
しかし、誠はそのことを気にせずにミオに全てを差し出すのではないでしょうか？
また、ミオはパパ活によって敵を作ってしまい、嫌がらせを受けるようになると思います。
さらには誰かに貢いでいるお金の工面もできなくなっていき、絶望することになると思います。
詐欺罪などによって警察に捕まる可能性もあると感じました。誠もミオも破滅してしまうのかもしれませんね。
まとめ
「アン・マッチング～おぢ50歳、初恋の相手はサイコパスでした～」は純粋な独身男性がパパ活女子にハマっていってしまう作品です。
パパ活は現代社会でも問題となっているのでタイムリーな作品となっています。気になる方はぜひ手に取って読んでみてください。