『薄幸令嬢は氷の若君のお気に入り~こぼれた恋は涙色~』は、「朧の花嫁~かりそめの婚約は、青く、甘く~」のみちふむ先生原作、小峰のい先生漫画の話題作!
両親を事故で亡くし叔父夫婦に引き取られ冷遇されている菊子が“氷の男”と呼ばれる実業家・清麿に見初められ、幸せを手に入れるシンデレラストーリーです。
初対面時から菊子に惹かれていた清麿ですが、二人は深い絆で繋がっていたようで…。
薄幸令嬢は氷の若君のお気に入り~こぼれた恋は涙色~はどんな物語?
- 作者:小峰のい、みちふむ
- ジャンル:女性漫画
- 出版社:めちゃコミックオリジナル
- 掲載誌:G☆Girls
叔父の仕打ち
幼い頃に両親を事故で亡くした菊子は、叔父夫婦に引き取られ冷遇されていました。
父に代わり老舗醤油屋の上正を継いだ叔父は、菊子を逆恨みし辛く当たるように。
ある日、上正の醬油を使った佃煮を作る加工場の社長にさせられた菊子は、とある商社からの融資を受けるために加工場を倒産させろと命じられます。
従業員のためにも倒産を避けたい菊子ですが、亡き父の借金について責められ反論する事もできませんでした。
二人の出会い
一方、若き実業家でありながら“氷の男”と揶揄される清麿は、佐原地方での需要を見込み新たな事業を始める事に。
佐原に恩を売るために老舗企業への融資を決めた彼は、上正に目を付けます。
上正に向かう途中、船を漕ぐ菊子を見つけた清麿は目が離せなくなっていました。
その後、上正を訪れた清麿は叔父と取引をしながら、彼が加工場に全ての赤字を押し付け倒産させるつもりだと察知。
冷やかしのつもりで加工場を訪れた清麿は、責任者が菊子だと知り驚きます。
同時に何とかして加工場を続けたい菊子は、価値を分かってもらおうと交渉を始めて…。
菊子《きくこ》は薄幸な女だった…。そんな菊子の前に現れた清磨《きよまろ》は、『氷の男』と異名を持つ実業家。そして清磨は冷…
1話~5話までの感想|薄幸の令嬢が社長に
残酷な運命
幼い頃の事故で両親を亡くした菊子が、冷酷と噂される実業家・清麿と出会い心を通わせていく姿に引き込まれました!
両親亡きあと叔父夫婦に引き取られた菊子ですが、叔母やその娘・牡丹に冷遇され地獄のような日々を送っていたようですね…。
さらに父が亡くなったせいで叔父は夢を諦め老舗醤油屋・上正を継ぐしかなく、余計に菊子に八つ当たりしている様子。
菊子は何も悪くないのに、上正存続のために子会社である加工場の責任者となり、倒産させるよう命じられるなんて、あまりにも酷い境遇に心が痛みました。
取引開始
上正がある佐原地区は舟で移動するしかなく、自動車を普及させれば利益が見込めると判断した清麿。
若き実業家として成功している清麿は、佐原に恩を売るために上正への融資を決めますが、菊子との出会いに運命を感じます。
清麿は菊子が両親を亡くした事故で母を亡くしたようですが、あの時彼を助けてくれた少女は誰なのでしょうか。
清麿が実業家だと知り、従業員のためにも必死に融資をお願いする菊子の姿に涙…。
菊子の父親が事故の原因を作ったと噂されているようですが、それでも彼女と取引し試そうとする清麿が恐ろしくなりました!
より効率よく仕事を進めるため、とある規則を作り従業員を確保しようと工夫する菊子の手腕に脱帽です!
見どころ
ここまでの見どころは、菊子と清麿の出会い。
菊子の経営者としての才能を見抜き、試そうとする清麿にゾクゾク…。
清麿の思惑に気付かず、従業員の生活を守るために必死に策を練る菊子を応援したくなります!
また、二人が同じ事故で大切な人を亡くしているという事にも因縁を感じました!
6話~10話までの感想|目が離せない
新たな商売
新商品の味付けを試すため、高級料亭に芸妓として潜入した菊子。
まさか清麿が来ているとは思わず驚きましたが、おかげで味付けのヒントを得たようですね!
お金持ちの好みを把握した菊子は小魚を使った弁当を作り、船着場で販売しようと提案。
一風変わった試みに感心しましたが、せっかく上手くいっていたのにチンピラに邪魔をされる展開にハラハラ…。
これで弁当販売は無理かと思いきや、周囲が協力的なのも菊子の人柄のおかげでしょう。
肝心の弁当は清麿も気に入ったようですし、無事に売り上げも伸び倒産危機を回避できたようで安心しました!
惹かれてしまう
加工場が軌道に乗り始めた頃、佐原地区では観光客に人気の“あやめ祭り”が開催される事に。
主治医の診療所の土地を借り、祭り会場から船で客を運び食事場所を提供するという意外なアイデアに感心させられます。
あやめ祭り当日は清麿の気を惹こうと必死な牡丹に失笑してしまいましたが、こんな女を相手にするはずもありませんよね。
一方、女船頭として率先して働きながら弁当を販売する菊子を発見した清麿が、二人きりの川下りを楽しむ展開にドキドキ…。
事故を思い出し震えてしまう清麿を、優しく抱きしめる菊子が頼もしく思えました!
見事なアイデアで弁当を完売させ、経営者としての頭角を現した菊子。
彼女の秘密を聞いた清麿は菊子と事故の時に命を救ってくれた少女の姿が重なっていましたが、まさか二人は同一人物なのでしょうか?
見どころ
ここまでの見どころは、少しずつ近付く二人の距離。
最初はほんの好奇心から菊子に近付いた清麿が、真面目で聡明な彼女に惹かれていく姿にドキドキしてしまいます。
不思議な縁を感じますし、会う度に夢中になる清麿の姿が可愛らしいですね♪
ラストでは、菊子に会いたいがためにとんでもないお願いをした清麿ですが、ここから二人の仲が一気に進展しそうで楽しみです!
薄幸令嬢は氷の若君のお気に入りの登場キャラクター
潮田菊子
幼い頃に遊覧船の火災事故で両親を亡くした主人公。
叔父夫婦に引き取られ、女中のような扱いを受けています。
上正の子会社である加工場を倒産させるよう命じられますが、従業員のためにも必死に存続させようとする姿が健気で応援したくなりますね。
経営者としての才能も感じますし、清麿が心惹かれる気持ちに共感できました!
神崎清麿
神崎商社を経営する若手実業家で、冷酷な振舞いから“氷の男”と揶揄されています。
遊覧船火災事故で母を亡くしており、佐原を嫌っている様子。
それでも佐原に自動車を普及させれば利益が見込めると確信し、老舗企業の上正に目を付け融資する事で恩を売ろうとするあたり聡明な青年ですね!
菊子には出会った瞬間に魅了されており、あの手この手で気を惹こうとする姿が可愛らしく思えました!
菊子の叔父
兄を遊覧船の火災事故で亡くし、画家の夢を諦め上正の跡取りとなった苦労人。
菊子を逆恨みしており、兄の借金を理由にこき使う姑息な人間です。
妻や娘と共に菊子を冷遇する様は目に余りますが、盛大なザマァを期待してしまいます!
潮田牡丹
菊子の叔父夫婦の娘。
贅沢三昧で上正を傾かせておきながら、菊子を女中扱いし全ての仕事を押し付ける性悪女。
清麿に一目惚れし必死にアプローチしていますが、いつになったら身の程をわきまえるのでしょうか。
渡辺勇作
清麿の幼馴染であり秘書。
仕事中は清麿の事を“若”と呼んでいますが、唯一心を許している存在のようです。
面倒事を押し付けられる姿が不憫で同情してしまいましたが、清麿にとって一番の理解者ではないでしょうか。
まとめ
『薄幸令嬢は氷の若君のお気に入り~こぼれた恋は涙色~』について紹介しました。
両親を亡くし叔父夫婦に引き取られ冷遇されていた菊子は、老舗醤油屋の上正を守るため、加工場の社長に就任し倒産させるよう命じられます。
菊子が加工場存続に向けて足掻く中、上正への融資を決めた清麿は一目で彼女に惹かれてしまうのでした。