漫画【私を軽蔑するあなたに】ネタバレ感想と物語の見どころ!放火事件に隠された真実とは…。

今回ご紹介する『私を軽蔑するあなたに』は、互いの利益のために結婚したジャネットとリハネルが、予想外の真実と向き合いながら心を通わせていく物語です。

リハネルの婚約者・ジャネットは、8年前に犯した罪を償い釈放されたばかり。特殊能力を持つリハネルは、ジャネットの過去を覗き事実を確かめようと考えますが…。

小桃
すれ違いの果てに明かされる、聖堂放火事件の真実が気になります!

 

漫画【私を軽蔑するあなたに】について

作者Seoseo / Seohan
ジャンル女性漫画
出版社ttstudio
レーベルttstudio

基本情報

漫画『私を軽蔑するあなたに』は、韓国発の漫画配信サイト「tappytoon」にて連載中のロマンスファンタジー。

小桃
8年前の聖堂放火事件の犯人として5年間収監されたジャネットが、愛し合っていたはずの婚約者とすれ違いながら真実と向き合っていくダークラブミステリーです。

リハネルは血に触れる事で相手の記憶を覗く特殊能力を持っており、ジャネットの過去から放火事件の真実を知ろうと画策。

真実を知ったリハネルは、ジャネットを許す事ができるのでしょうか。

あらすじ

幼い頃に出会ったリハネルジャネットは相思相愛となり、やがて婚約関係に。しかし8年前、ジャネットがピルロディス聖堂に放火したせいで、二人の心は離れていきます。

ジャネットを憎みながらも、祖父が遺した遺言により全ての遺産を相続するためには彼女と結婚するしかなく、仕方なく受け入れたリハネル。

一方ジャネットも、父が遺した運輸の事業権を叔父から取り戻すためには貴族の妻となるしか方法がなく、リハネルとの婚約継続を望んでいました。

他人の血液に触れる事で記憶を覗く能力を持つリハネルは、結婚の条件としてジャネットの身体に10回傷をつける事を提示。リハネルはジャネットの血液に触れ、放火事件の真実を知ろうと考えていて…。

めちゃコミック

8年前の聖堂放火事件の犯人、ジャネット・ウィルトンが戻ってきた。それぞれの目的のためにお互い結婚が必要なジャネットと婚約…

主な登場人物

  • リハネル・レイナス

レイナス公爵家の当主で、ジャネットの婚約者。元々は孤児だったが、特殊能力を評価されレイナス公爵家に引き取られ、後継者となるべく教育を受ける。

他人の血液に触れる事で記憶を読む事ができる能力者。愛するジャネットの裏切りに悲観しながらも、特殊能力を使い真実を知ろうと企む。

  • ジャネット・ウィルトン

リハネルの婚約者で、ウィルトン運輸の社長令嬢。父の死後、叔父に譲った運輸の事業権を取り戻すべくリハネルの婚約者となる。8年前にピルロディス聖堂に放火し、5年間服役していた。

  • テオ・ランディフェル

隣国・シルローニャ国の伯爵令息。8年前にジャネットがシルローニャ国を訪問した際に知り合い、友人関係となる。ジャネットの悪評を知っても以前と変わらず接してくれる優しい青年。

 

【私を軽蔑するあなたに】見どころをご紹介

この物語の見どころは、『ピルロディス聖堂放火事件の真実』と『リハネルとジャネットの恋の行方』です。それぞれご紹介します♪

ピルロディス聖堂放火事件の真実

放火事件の犯人として、5年間もの間服役していたジャネット。

ピルロディス聖堂のラファエル神父とも親しい関係だったジャネットが犯人とは思えませんし、時折見せる何かに怯えるような仕草が気になってしまいます。

小桃
本当にジャネットは放火犯なのか気になるところです!

リハネルとジャネットの恋の行方

かつては相思相愛だったのに、放火事件のせいで引き裂かれてしまったリハネルとジャネット。

指輪を必死に探すあたり、ジャネットは今もリハネルを愛しているように見えます。

おそらくリハネルも同じ気持ちだと思いますが、ジャネットに好意的なテオとの三角関係が勃発しそうで楽しみです!

 

【私を軽蔑するあなたに】読んだ感想をご紹介

ここからは、『私を軽蔑するあなたに』の10話までの感想をご紹介します。※ネタバレ要素を含みますので、未読の方はご注意ください。

放火事件の違和感

小桃
相思相愛だったはずの二人が“聖堂放火事件”によってすれ違いながらも、真実と向き合おうとする姿に興味を惹かれました!

ジャネットは8年前に起こった聖堂放火事件の犯人と言われていますが、オドオドした態度や言動からはそんな度胸があるようには見えません。

身体には無数の傷があり、脚を引きずる仕草が見られる事からも、真犯人は別にいるのではないかと感じました。

幼い頃に出会った二人は愛し合っており、かつてリハネルから贈られた指輪を今も大事に身に付けているジャネットの姿に胸が痛みます。

放火犯となった事で“魔女”と呼ばれ心無い暴言に傷付きながらも、絶対に口を割らないジャネットに違和感が…。

もしやジャネットは誰かを庇っているのでしょうか。

お互いの目的

愛するジャネットが放火犯となったせいで、憎むべき相手となってしまったリハネルも不憫ですね…。

元々孤児だったリハネルは幼少期にピルロディス聖堂で暮らしており、育ててくれたラファエル神父は父親のような存在。

そんなラファエル神父が放火事件で命を失ったのだから、リハネルがジャネットを憎むのも当然だと感じました。

それでも祖父の遺言のせいで、遺産を全額相続するためにはジャネットとの婚姻は必須。

亡き祖父が何故ここまでしてリハネルとジャネットを結婚させようとするのか、その理由も気になるところです。

一方、ジャネットは亡き父が遺したウィルトン運輸を取り戻すためにも、貴族の妻となり爵位を得るしかありません。

男爵だからという理由でウィルトン運輸を譲り受け、ジャネットが資格を得た時には変換すると約束していたくせに、全く返すつもりのない叔父に腹が立ちました!

過去から知る真実

元々は互いの利益のために結ばれた婚姻関係ですが、複雑な感情を抱きながらも二人は愛し合っているように見えます。

特に他人の血液に触れると記憶を覗く事ができる特殊能力を持つリハネルは、ジャネットの血液に触れ過去を知ろうと企むように。

結婚の条件として10回傷付けると明言していますし、今後は10回かけて過去と向き合っていく展開となりそうですね!

初めて過去を覗いた時には、テオと仲睦まじく過ごすジャネットの姿にモヤモヤ…。

テオと出会ったのはピルロディス聖堂放火直後の旅行中だったようですが、何故ジャネットは放火後に海外に向かう必要があったのでしょうか。

相思相愛の二人がこれ以上すれ違わないためにも、一刻も早く放火事件の真実を明かして欲しいです!

 

まとめ

『私を軽蔑するあなたに』 について紹介しました。

8年前のピルロディス聖堂放火事件の犯人として投獄されたジャネット。

婚約者のリハネルはジャネットを憎みながらも、放火事件の真実を知るべく特殊能力を使い彼女の記憶を探ろうと企みます。

放火事件の裏にどんな真実が隠されているのでしょうか。