漫画【盲目の花嫁~黒き龍に呪われ巫女は寵愛される~】ネタバレあらすじと感想まとめ!呪いが引き寄せた二人の運命!

“五龍の血族”が支配する神秘的な世界を舞台に、巫女である少女の運命が交錯する『盲目の花嫁~黒き龍に呪われ巫女は寵愛される~』をご紹介します。

ある出来事をきっかけに視力を失い、絶望的な状況に追い込まれた主人公が、冷酷と噂される“黒龍”に救われる王道ラブロマンス!

小桃
今回は、本作を読んだ感想や、最終回の考察をまとめてみました!

 

漫画【盲目の花嫁~黒き龍に呪われ巫女は寵愛される~】について

作者松田詩依 / はづき瑶
ジャンル少女漫画
出版社taskey
レーベルcomic フローリア

作品の内容

『盲目の花嫁』は、原作・松田詩依先生、作画・はづき瑶先生による和風ファンタジー×ラブストーリーです!

物語の舞台は、「生・死・智・富・力」をそれぞれ司る“五龍家”が支配する国。各家は巫女を迎えて霊力を高め、平和を保っています。その独特な世界観と、和風で美しい作画も本作の魅力の一つです。

神秘的な雰囲気の中で描かれる、絶望から立ち上がろうとする主人公のたくましさや、立場を超えた愛の物語に、読み進める手が止まりませんでした!

物語の登場人物

  • 九頭竜凛

本作の主人公。「生」を司る白龍家の次期巫女として育てられた少女。巫女として白龍家の次期当主・辰巳の力になることを夢見て努力してきたが、ある日視力を失い、「穢れ巫女」と呼ばれる存在になってしまう。

  • 黒龍龍雅

「死」を司る黒龍家の現当主。冷酷で恐ろしいと噂されているが、実際は優しく、人々に慕われている。白龍家と敵対する立場にありながら、白龍家から凛を救い出した。

  • 白龍辰巳

白龍家の次期当主で、かつては凛の婚約者だった。凛が視力を失うと手のひらを返したように冷たくなり、烈と共謀して凛の霊力を奪おうとする。

  • 九頭竜烈

凛の妹。霊力が弱く、昔から凛を疎ましく思っていた。辰巳と手を組み、凛を陥れようと画策するが…?

めちゃコミック

龍の血を受け継ぐ者たちが統治する東国。白龍の次期巫女として暮らしていた凛。ある日原因不明の高熱に倒れ視力を失った。だがそ…

 

【盲目の花嫁~黒き龍に呪われ巫女は寵愛される~】あらすじと感想(ネタバレ)

第1話:運命を変えた黒龍の呪い

「生・死・智・富・力」をそれぞれ司る“五龍家”が支配する東国。そのうち「生」を司る白龍領に生まれた凛は、いずれ白龍家の次期当主・辰巳の巫女となるべく、大切に育てられてきました。

しかしある日、原因不明の高熱で倒れ、熱が下がったときにはすでに視力を完全に失っていたのです。この症状は“黒龍の呪い”と呼ばれ、白龍家では忌み嫌われる存在とされていました。

家族から冷たく扱われ、地下牢に幽閉されてしまった凛。そんな彼女を救い出したのは、婚約者の辰巳でした。ところが、彼に連れられて入った部屋で待っていたのは、彼女を嫌っている妹の烈で…!?

第1話の感想

物語の冒頭から、凛の絶望的な状況に胸が締め付けられました…。

前日までは大切にされていた彼女が、視力を失った途端にこんな扱いを受けるなんて、本当に残酷ですね。さらに、家族だけでなく、信頼していた辰巳の態度まで一変してしまうなんて…。

しかし、そんな凛に希望の光が…!これからの展開にワクワクが止まりません!

第2話:裏切りと絶望の淵で

辰巳と烈の目的は、凛の持つ強大な霊力を奪うことでした。

“用済み”となった凛を始末しようとする二人の裏切りに、絶望の淵に立たされたその時!「黒龍家」の当主、龍雅が現れます。

彼は凛を自分の妻として迎え入れると宣言し、辰巳たちの手から彼女を救い出したのです。

次に目を覚ました凛は黒龍家にいました。迷惑をかけまいと白龍家に戻ろうとする凛を見て、龍雅は霊力が回復するまではここにいるよう告げ、彼女を留まらせます。

龍雅の態度に戸惑う凛ですが、彼や黒龍家の使用人たちの優しさに触れ、閉ざされていた心が次第に解けていき…。

第2話の感想

辰巳と烈の裏切りには、本当に腹が立ちました。実の妹に加え、信頼していた婚約者からの裏切りって非常に辛いですよね…。

しかし、龍雅が凛を助け出すシーンがカッコよすぎて、思わず「きたー!」って叫んでしまいました(笑)

龍雅たちの優しさに包まれた凛が、少しずつ元気を取り戻していく様子を見られて、本当に良かったです!

第3話:穏やかな生活に迫る不穏な陰

龍雅に救われた凛は、黒龍家で新しい生活を始めます。白龍家での扱いとは正反対の温かさに安らぎを感じ、凛は「いつか恩返しがしたい」と思うようになっていました。

そんな中、黒龍領の結界に“綻び”が生じ、大量の鬼が迫る事態が発生!

龍雅の力になりたいと考えた凛は、結界を貼り直すために彼に同行します。そして、凛の巫女としての強大な霊力が発揮され、無事に結界は張り直されました。

一方、白龍領では烈が凛の代わりに巫女として動いていました。しかし、彼女の霊力は凛には及ばず…。この状況を受け、辰巳は“自分のため”に凛を取り戻そうと画策し始めて…!

第3話の感想

辰巳の凛に向ける感情が、歪みすぎて怖いくらいです…!凛の幸せは、本人が決めるべきですよね。

ここでも龍雅の優しさが少しずつ明かされ、白龍家での冷たい扱いとの差がくっきり!辰巳が凛を「自分の権力のための巫女」としてしか見ていなかったことも、よくわかります。

それに比べ、黒龍家での生活は本当に温かく、読んでいてほっこりしました!

 

【結末予想】『盲目の花嫁 ~黒き龍に呪われ巫女は寵愛される~』の最終回はどんな展開を迎える?

ついに他の“五龍家”が動き出し、物語はますます波乱の展開を迎えそうです…!

本作の結末として考えられるのは、「凛と龍雅が結ばれ、凛は黒龍家の巫女として平和を守る」という展開です!

現時点では、凛を大切に想う龍雅と、その優しさに心を開いていく凛の関係が描かれていますが、今後は辰巳の妨害や“五龍家”同士の勢力争いも加わりそうです。

さらに、失われた凛の視力についても、“黒龍の呪い”をかけた人物が一体誰なのか気になるところ…。

最終的には、凛と龍雅がお互いを想う気持ちの強さによって、全てが解決するハッピーエンドを期待しています!

 

まとめ

和風ファンタジーの雰囲気漂うラブストーリー『盲目の花嫁』をご紹介しました。

今後、凛と龍雅の関係がどのように進展していくのか、そして“五龍家”がどのように関わってくるのか…。

美しい世界観と心温まる愛の物語の続きが、今から待ち遠しいです!